MotoE™ワールドカッププレビュー

史上初となるエレクトリックバイクによるワンメイクカップが今週末に初開催。

FIM国際モーターサイクリズム連盟の大会として初めてエレクトリックバイクによるレース、『FIM Enel MotoE™ World Cup(FIM エネル MotoE™ワールドカップ)』がMotoGP™世界選手権第9戦ドイツGPの併催として初開催。7月5日(金)に2度のフリー走行、6日(土)に公式予選の『E-Pole(E-ポル)』、7日(日)に決勝レースを実施する。

使用する電動バイクは、イタリア・モデナに本拠地を構える電動バイクメーカー、エネルジカ・モーター・カンパニーが製造するスーパーバイク、『Energica Ego Corsa(エネルジカ・エゴ・コルサ)』。

最高連続出力は120kW。トルクは200Nm。最高速度時速270キロ。2.8秒で0から60マイル(約96.5メートル)まで加速する。

最高峰クラスのオフィシャタイヤサプライヤー、ミシュランからタイヤが供給され、オフィシャル・データ・アクイジションとしてデロルトがサポート。オフィシャルパートナーとして、オーリンズ(サスペンション)、ブレンボー(ブレーキ)、マルケジーニ(ホイール)、レジーナ(チェーン)から支援を受ける。

エントリーは、最高峰クラス、中量級、軽量級に参戦する12チームから18名が参戦。タイトル獲得者は、08年と11年に125ccクラスをチャンピオンに輝いたマイク・ディ・メッリオとニコラス・テロールの2人。

最高峰クラスに参戦経験があるブラッドリー・スミスを筆頭にセテ・ジベルナウ、ランディ・ド・プニエ、アレックス・デ・アンジェリス、チャビエル・シメオン、ニッコロ・カネパらが参戦。

6月17日から19日まで、バレンシアのサーキット・リカルド・トルモで開催されたオフィシャルテストでは、『E-Pole(E-ポル)』のシミュレーションでエクトル・ガルソ、7ラップのレースシミュレーションでは、エリック・グラナドが1番手に進出していた。

当サイトでは、フリー走行1からライブタイミングを配信。公式予選『E-Pole(E-ポル)』と決勝レースを生中継で提供する。

Valencia MotoE™ Test
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