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2019-07-04
By SUZUKI

日本人としてマン島で優勝した伊藤光夫氏亡くなる

63年にマン島で開催されたツーリスト・トロフィーで日本人として初めて、そして唯一の優勝を挙げる偉業を達成。

スズキ株式会社は3日、社員ライダーとして二輪車レースで活躍していた伊藤光夫氏が7月3日に亡くなったことを発表。享年82歳。

伊藤氏は、59年から69年に世界選手権をはじめとした国内外のレースで活躍。63年には、マン島TTレース(50ccクラス)で日本人として初めて優勝を果たす偉業を達成するなど、輝かしい成績を収めてきた。

レース引退後もスズキのレース活動に携り、レース車両の開発や93年にチャンピオンとなるケビン・シュワンツなどのライダー育成に加え、長きにわたりMFJ日本モーターサイクルスポーツ協会の技術委員を務めるなど、スズキのみならず国内二輪レースの普及、発展に貢献した。

スズキは、「伊藤光夫氏の偉大な功績と、モータースポーツにかけた情熱に敬意を表するとともに、謹んで哀悼の意を表します」と、コメントを発表した。

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