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5 days 前
By motogp.com

最も目が離せない新人、クアルタラロ

中量級から昇格してきた4人の中で特筆すべき成績を残していなかった最年少ライダーがポールポジションと表彰台を獲得。

ペトロナス・ヤマハ・セパン・レーシング・チームは、ヤマハのサテライトチームとして、アンヘル・ニエト・チームの参戦枠から最高峰クラスに参戦することを昨年8月にシルバーストンで発表。17年中量級王者として参戦1年目に新人王を獲得したフランコ・モルビデッリのチームメイトに指名したのは、6月の第7戦カタルーニャGPでキャリア初優勝を挙げたファビオ・クアルタラロだった。

フランスのニース出身ながら、活動の拠点をスペインに移し、カタルーニャ自動車連盟が主催したプロモーション大会で次々にタイトルを獲得。13年には初参戦のスペイン選手権を制し、翌年には『Moto3™ Junior World Championship(Moto3™ジュニア世界選手権)』で1全11レース中9勝を挙げ、初代王者に輝き、競技規則に定められた参戦最低年齢(16歳)が免除され、15年に若干15歳で参戦を開始。

当時、マルケス2世と称賛され、デビュー戦で7位、2戦目のアメリカズGPで2位表彰台を獲得したが、1年目の終盤5戦を負傷欠場。2年目にチームを移籍、3年目に中量級昇格、4年目にチームを移籍。厳しい状況が続いたが、第7戦カタルーニャGPの優勝、第8戦TTアッセンの2位で状況が一転。最高峰クラスに昇格する機会が訪れた。

最高峰クラスのデビューシーズンは、2人のファクトリーライダーとチームメイトとは仕様が異なるマシンが準備される予定だったが、2月のオフィシャルテストからサスペンションなどの仕様が異なるが、同じスペックのM1が投入され、マシンの順応を目的に積極的に周回を重ねると、プレシーズン最後のオフィシャルテスト最終日に2番時計を記録。

開幕戦カタールGPの公式予選2で5番時計時計を刻み、決勝レースではウォームアップラップの開始直前にエンジンをストールさせてしまい、ピットレーンからスタートしたが、3ラップ目にファステストラップを記録。

第2戦アルゼンチンGPと第3戦アメリカズGPで新人勢の最高位となる8位と7位に進出した後、第4戦スペインGPでポールポジションを獲得。13年にマルク・マルケスが樹立した最年少ポールポジション獲得記録を更新することに成功。

第6戦イタリアGP後、開幕前から問題を抱えていた右前腕の腕上がり症状を克服する手術を受けることを決断。まだ痛みが残る中、1年前に初優勝を挙げた思い出の第7戦カタルーニャGPで2位。最年少表彰台獲得ランキングで5番手に進出すると、第8戦TTアッセンでは3位でフィニッシュし、最年少2戦連続表彰台獲得ランキングで2番手に躍進。

前半戦最後となった第9戦ドイツGPは、4戦連続5度目の1列目から今季2度目の転倒、初めての転倒リタイアを喫したが、新人勢の最高位となる総合8位に進出。

チームディレクターのヨハン・スティグフェルトは、「進歩は彼自身です。彼のライディングです。我々は基本的に何も彼のバイクを変更していません。同じバイクで走り続けています。本当に小さな、小さな、小さなことだけを調整しているだけです。彼は走りを楽しみ、彼自身の仕事を楽しんでいます」と、クアルタラロの活躍を分析。

20歳のフランス人ライダーは、サマーブレイクを利用して右前腕の完治を目指し、後半戦残り10戦で初優勝とルーキー・オブ・ザ・イヤーのタイトルを狙う。

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