モンスターエナジー・ヤマハ・MotoGPのバレンティーノ・ロッシは3日、第15戦タイGPの共同会見に出席した際に、フル参戦25年目となる来季20年に向けて、スカイ・レーシング・チーム・VR46に所属するダビド・ムニョスを招聘し、14年からクルーチーフとしてコンビを結成しているシルヴァーノ・ガルブセラがテストチームを率いることを発表した。
「来季はクルーチーフを変更する。ミサノの後で、さらに強くなるために何かをしたらいいのかをシルヴァーノと話し合った。これは複数の要因の組み合わせ。彼はヤマハで仕事を続けることを望み、イタリアからあまり離れずに、あまりストレスがかからないことを希望した。その一方で、ヤマハは欧州での仕事を改善するために来季に向けてテストチームを強化することを望む。」
「正直、これは期待していなかったけど、話し合い、この変更を決断した。シルヴァーノはテストチームを率いる。新たなクルーチーフは、僕たちのチームから来る。名前はダビド・ムニョス。昨年はペッコ(フランセスコ・バグナイア)と共にチャンピオンシップを制覇し、今年はニコロ・ブレガをサポートしている。」
「彼は最高峰クラスの経験がないけど、とても若く、沢山のグッドなアイデアの持ち主。最終的に全員が幸せとなる。テストをして、さらに強くなれるかを確認しよう。」
「シルヴァーノとヤマハと一緒に、改善の手段を見極めようと努めた。正直、最初に名前が挙がったのがダビド。僕は彼のことを良く知っている。昨年はペッコと一緒にとても良い仕事をした。大きなプレッシャーがかかったときのマネージメントが良かった。ペッコはナーバスだったけど、彼は落ち着き、状況をマネージメントする手段が気に入った。僕たちのチームにとって非常に重要となる存在となるだろう。彼をテストする」と、クルーチーフを交代する理由を説明。
「僕はあと1年ヤマハとの契約が残っている。将来に関しては、来年の結果次第となるだろう」と、将来に関しての説明を加えた。
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