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2019-10-12
By motogp.com

ブラジルでの開催復帰を喜ぶバロス「長い間ずっと待っていました」

22年の開催決定を手放しに喜び、自身が成し遂げれなかった夢を後輩ライダーたちに託す。

史上最強のブラジルライダーとして、通算276戦に参戦して7勝を挙げたアレックス・バロスは、新設サーキット、リオ・モーターパークでの開催決定を喜び、自身が2000年に0.970秒差で逃したホームグランプリ優勝を後輩ライダーたちが成し遂げることを期待する。

「我々は長い間ずっと待っていました。ブラジルでは、自国のモーターサイクルを復活させ、輝かせるためにサーキットが必要です。ヤングライダーたちを育成する上で1つの問題は、コンディションが整備されたサーキットが少ないことです。我々にはリオのトラックが本当に必要です。この『MotoGP™世界選手権』を開催するプロジェクトは、若干15歳で高い戦闘力を見せてくるディオゴ・モレイラのようなヤングライダーたちにとって非常に重要であり、私を幸せにさせてくれます。2022年には、彼らが世界舞台に既に進出していることを期待します。」

「ブラジルは、世界で最も重要な市場の1つとなるでしょう。全てのモーターサイクルメーカーにとってグローバルな市場が要求されていることから、ブラジルでの『MotoGP™世界選手権』開催は、ファンだけでなく、バイク市場と商業的利益にとって重要となるはずです。多くのブラジル人ファンは、数年前から毎年アルゼンチンを訪れますが、我々にはもう一度自国での開催が必要です。」

「実は3年前に現役に復帰しました。昨年肩を負傷してしまい、治療中ですが、もう49歳。これからも走り続けるかどうかは分かりません。アイデアは、エストレージャ・ガルシアと共にヤングライダーたちを育成するためにチームを結成しました。レースに戻るつもりはありませんでしたが、ブラジルのモーターサイクルを助けるために復帰しました。今日では、平均して毎戦2万5千人の観客がサーキットを訪れます。これは国内選手権としては大変素晴らしい観客数です。技術面も成長しています。」

「ブラジル人ライダーが、ホームレースに参戦することは、最高なことです。ジャカレパグアのメインスタンドは1キロあり、まるでウェーブのようなでした。耳栓をしているにも関わらず、ファンの声援が聞こえ、強烈な後押しを感じました。」

「2000年、念願のホームレースの優勝まであと僅かでした。ディオゴ・モレイラが将来、私が追求し続け、成し遂げれなかった優勝を果たしてくれると信じています。もし彼が優勝すれば、ライダーコーチである私も貢献したことになり、幸せにしてくれるでしょう。」

ドルナスポーツは、リオ・モータースポーツとの間でリオデジャネイロ近郊のデオドロで建設予定の新設サーキット、リオ・モーターパークで、『MotoGP™世界選手権』を開催することで合意。22年に04年以来となるブラジルでの開催が決定した。

24.99ユーロで提供中の『ビデオパス』では、19年シーズンの残り4戦、第16戦日本GPから最終戦バレンシアGPまでの全セッションをノーカットの完全生中継配信。