レッドブル・KTM・アジョのブラッド・ビンダーは、来季の最高峰クラス昇格前に中量級クラスでのファイナルレースとなった最終戦バレンシアGPで優勝。第17戦オーストラリアGPから3戦連続、シーズン5勝目を挙げて、第18戦マレーシアGPでタイトルを獲得したアレックス・マルケスに対して、3ポイント差まで接近した。
中量級2年目に総合3位を獲得した後、共通エンジンがホンダからトライアンフに変更された19年シーズンは、カレックス勢が開幕から連勝。第7戦カタルーニャGPが終了した時点で、ポイントリーダーから55ポイント差の総合9位。
厳しい序盤戦となったが、第8戦TTアッセンで初表彰台を獲得すると、最終戦までの12戦で5勝を含む9度の表彰台を獲得。その期間で最多の215ポイントを稼ぎ、3年間の中量級を締め括った。
「1年間を通じて懸命に働いてくれたチームとKTMに感謝したい。シーズンスタートは何も簡単ではなかったけど、僕たちは懸命に働き、ファイトした。チャンピオンシップに勝つ機会があり、僅か3ポイント差まで接近したことは信じられない。」
「今週末はずっと1人で走り、レースでは他車を抜くことが少し難しかったけど、集中力を維持して勝った。勝利で中量級最後のレースをフィニッシュした。」
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