#LH44VR46~ロッシとハミルトンがマシンを交換

ロッシがメルセデスのF1マシン、ハミルトンがヤマハのMotoGPマシンを走行。

アメリカの清涼飲料水メーカー、『Monster Energy(モンスターエナジー)』は、12月9日にスペイン・バレンシアのサーキット・リカルド・トルモで、キャリアをサポートする2人、バレンティーノ・ロッシルイス・ハミルトンを招き、エキジビションイベントを開催。

04年にイタリアのフィオラーノで初めてフェラーリのF1マシンをテストした後、数年に渡ってアウトードロモ・ムジェロ、サーキット・リカルド・トルモ、バルセロナ‐カタルーニャ・サーキットで走行を経験したことがあるロッシは、ハミルトンが所属するメルセデス‐AMG・ペトロナス・モータースポーツ・チームが17年に投入した17年型の『W08 EQ Power+』に試乗。

10年以来の走行を終えたロッシは、「以前からルイスの大ファンだったけど、今はそれ以上だ。モータースポーツの2つのトップクラスが遭遇しただけでなく、共演したファンタスティックな1日となった。」

「『W08』にトライするということは、僕にとってスペクタクルな機会。以前にF1マシンを試したことがあったけど、当時から大きく変化していた。率直に、マシンとハンドリング、そして、メルセデス‐AMG・ペトロナス・モータースポーツ・チームの素晴らしい仕事に感銘を受けた。彼らは素晴らしい歓迎で迎い入れてくれ、マシンに慣れることを容易にしてくれた。」

「最初にアメージングなスピード感を得た。Gフォースはそれほど悪くなかったけど、慣れるまでに少し時間を費やした。一度リズムを掴むと、本当にプッシュすることができ、とても楽しかった。まるで正真正銘のF1ドライバーになったような気分だった。今日1日が終わって欲しくなった。」

「ルイスと一緒にYZR‐M1にも乗った。彼と一緒に僕たちの情熱を共有できたことを誇りに思う瞬間だった。技術的にバレンシアはハードなトラック。風が強かったことから、ルイスにとって難しくなってしまうのではないかと考えたけど、彼はバイクの上で輝いていた。M1でのポジションは最高だった。」

「この経験を彼と共有できて本当に楽しかった。彼もすごく楽しかったと思う。走行をストップすることに消極的だった!将来、このような経験をもっと得たいと心から願う」と、イベントの感想を語った。

『MotoGP™』ファンであることを公言するハミルトンは、初めて『MotoGP™マシン』を試乗。「バレンティーノのようなレジェンドがF1マシンに乗っているところを見るのはアメージングだ。彼がF1マシンを発見したことに興奮を覚えた。僕が初めて乗ったときを思い出す。トラックに飛び出し、同じバイクに乗って目の前を走るバレンティーノを見たときは、とてもクールだった」と、感動を表現した。

Rossi-Hamilton
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