4年連続6度目のタイトルを獲得したレプソル・ホンダのマルク・マルケスは、シーズンを通じて14回の転倒を記録。17年の27回、18年の23回から大きく減少しただけでなく、シーズン全19戦中9戦で転倒なし。転倒リタイアは第3戦アメリカズGPの1戦だけだった。
キャリアで初めて転倒リタイアを喫したのは、08年のレギュラー参戦1年目、デビューから3戦目の第5戦フランスGP。1年目は3戦、2年目は4戦。3年目はホームの第2戦スペインGPと第13戦アラゴンGPで転倒リタイアしたが、第11戦インディアナポリスGPで転倒後に10位。第17戦ポルトガルGPでは、中断後のサイティングラップで転倒を喫したが、最後尾から15人抜きで優勝を挙げると、最終戦バレンシアGPで初タイトルを獲得。
11年の中量級1年目は、15戦中4戦で転倒リタイア。2年目は第4戦フランスGPと第16戦マレーシアGPの2戦で転倒リタイアしたが、第17戦オーストラリアGPで2クラス制覇を達成。
13年の最高峰クラス1年目は、第5戦イタリアGPで転倒リタイア。第16戦オーストラリアGPではタイヤ交換の設定周回制限を間違えて失格となったが、最終戦バレンシアGPで史上最年少チャンピオンに輝く。
開幕から10連勝を達成した2年目は、第13戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGPと第14戦アラゴンGPで転倒を喫しながら、15位と13位で完走。第15戦日本GPでタイトル連覇に成功した後、第16戦オーストラリアGPで転倒リタイア。
3年目は、第3戦アルゼンチンGPと第17戦マレーシアGPで接触転倒。優勝争い、表彰台争いを繰り広げていた第6戦イタリアGP、第7戦カタルーニャGP、第12戦イギリスGP、第14戦アラゴンGPで転倒リタイアを喫し、全18戦中6戦でポイントを稼げず、総合3位に後退。
タイトル連覇に失敗した経験を教訓した4年目は、第4戦フランスGPで転倒も13位で完走。第15戦日本GPでタイトル奪回に成功した後の第16戦オーストラリアGPで転倒リタイア。
5年目は、前半戦の第2戦アルゼンチンGPと第5戦フランスGPで転倒リタイアを含め、自己最多となる年間27回の転倒を記録。第12戦イギリスGPでエンジンブローが原因でリタイアを強いられたが、第15戦日本GPで2年連続4度目のタイトルを獲得。
6年目は、23回の転倒を記録。左肩の亜脱臼に苦しんだが、レース中の転倒は16位で完走した第6戦イタリアGPと最終戦バレンシアGPの2戦だけだった。
MotoGP™クラス
2019年: チャンピオン/年間転倒数14回(転倒リタイア数1戦)
2018年: チャンピオン/23回(1戦)
2017年: チャンピオン/27回(2戦)
2016年: チャンピオン/17回(1戦)
2015年: 総合3位/13回(6戦)
2014年: チャンピオン/11回(2戦)
2013年: チャンピオン/15回(1戦)
Moto2™クラス
2012年: チャンピオン/10回(2戦)
2011年: 総合2位/11回(4戦)
125ccクラス
2010年: チャンピオン/10回(2戦)
2009年: 総合8位/14回(4戦)
2008年: 総合13位/18回(3戦)
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