
最高峰クラスのシェイクダウンテストは2日、セパン・インターナショナル・サーキットでスタート。7日からのオフィシャルテストを前に、テストライダー、ルーキーライダー、コンセッションの優遇を受けるレギュラーライダーたちがテストプログラムを開始した。
13時前に路面温度が54度に到達したドライコンディション。18時00分から20分間、セッション時間が延長され、スタート練習の時間にあてられた。
19年シーズンに三冠を達成したホンダは、1月22日から2日間、ヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエトでプライベートテストを実施したテストライダーのステファン・ブラドルがテストプログラムを継続すれば、アレックス・マルケスは改良型の19年型マシンに乗り込み、ショートランを繰り返すと、セッション終盤にはスタート練習も実施。
ドゥカティのミケーレ・ピロは、2台の20年型をシェイクダウン。スズキのシルバン・ギュントーリには、シャーシの仕様が異なる2台が準備された。
KTMは、レギュラーライダーのポル・エスパルガロとルーキーのブランド・ビンダー(5コーナーで転倒)、テストライダーのダニ・ペドロサが20年型に乗り込み、ミゲール・オリベイラは右肩、イケル・レクオナは右前腕の回復具合を確認。ミカ・カリオはレギュラーライダーたちをサポートした。
アプリリアは、招集したロレンソォ・サバドーリが19年型を初試乗すれば、ブラッドリー・スミスは20年型をシェイクダウン。
ヤマハ勢は、テストライダーに就任したホルヘ・ロレンソがクアラルンプール入り。全日本選手権とアジア選手権のライダーが走行。
非公式ながら、ペドロサとピロは2分00秒台に進出。エスパルガロ弟、オリベイラ、レクオナはトランスポンダーを搭載しなかった。
シェイクダウンテストは、3日と4日も当地で開催。7日からオフィシャルテストが開催される。
非公式ラップタイム1日目
1. ダニ・ペドロサ:2分00秒625(57ラップ)
2. ミケーレ・ピロ1:2分00秒642(36ラップ)
3. ミケーレ・ピロ2:2分00秒909(21ラップ)
4. シルバン・ギュントーリ:2分01秒220(65ラップ)
5. アレックス・マルケス:2分01秒317(59ラップ)
6. ブラッド・ビンダー:2分01秒616(52ラップ)
7. ステファン・ブラドル:2分01秒637(58ラップ)
8. ブラッドリー・スミス:2分02秒760(43ラップ)
9. ロレンソォ・サバドーリ:2分04秒888(48ラップ)
オールタイムラップレコード:1分58秒3030(19年/ファビオ・クアルタラロ)
ベストレースラップ:1分59秒661(19年/バレンティーノ・ロッシ)
テストベストラップ:1分58秒239(19年/ダニロ・ペトルッチ)
シェイクダウンテスト~ハイライトビデオ
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