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2020-04-22
By EG 0,0 Marc VDS

教師役を務める元軽量級王者「息子たちの昼寝中にトレーニング」

エネルジカの改良型シャーシとパワーユニット、ミシュランの新型タイヤを高評価。

エストレージャ・ガリシア・0,0・マーク・VDSから『FIM Enel MotoE™ World Cup(FIM エネル MotoE™ワールドカップ)』に継続参戦するマイク・ディ・メッリオは、3月17日から外出制限措置が実施されているフランスで家族と一緒に暮らす生活と3月10日から3日間ヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエトで開催されたオフィシャルテストを振り返り、参戦2年目の課題を説明した。

「誰にとっても簡単な状況ではないだけど、辛抱強く、前向きな姿勢を保ち、専門家の意見を聞くことが大事。一番大切なことは自宅に留まって、パンデミックからの回復を待つこと。今は、8歳と4歳の息子たちが学校に通うことができないから、妻と一緒に先生の代わりを務めている。授業は朝9時から昼の12時まで。昼食後に子どもたちは昼寝をするから、その間にトレーニング。外でのランニングや庭でのフィジカルトレーニング、室内での自転車トレーニングでフィジカルコンディションを維持。いつでもレースが始められるように準備を整えることが重要だ。」

「この外出制限の期間中に新たな才能が見つかったかも。教師だけでなく、ヘアスタイリストのセンスもあるようだ。息子たちの髪を切ってみると、すごく良い感じだった。」

「2月のテストは、結果に満足だったと言ったら嘘になってしまうけど、バイクにもう一度乗り、あのフィーリングを取り戻したことは良かった。沢山ことを試したから、集中した3日間となり、間違いなく将来に役立つだろう。」

「大きな変更は、タイヤとシャーシ、そして、パワーユニット。ミシュランは新しいタイヤを投入してくれ、もしかしたら、最終決定版ではないかもしれないけど、その変更は興味深い。エネルジは改良型のシャーシとパワーユニットを準備してくれ、正しい方向に向かって進化していたことを確認した。」

「1年目に沢山のことを学んだ。勝つこと、負けることも学び、ほとんどミスは許されない。ミスしてしまうと、タイトル争いから消えてしまう。2年目の課題は予選1ラップと決定的な瞬間にもう少しリスクを冒すこと。新加入のライダーたちは最初から速かった。ライバルたちが増え、より魅力的なチャンピオンシップになるだろう。候補者を挙げるのは、まだ早いけど、シーズンのスタートが待ち切れない。」

2戦目のオーストリア大会で優勝を挙げて総合5位に進出した32歳のフランス人ライダーは、今年最初のオフィシャルテストで3日間合計69ラップを周回して、総合7番手だった。

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