ヤマハ・レーシングは、運営するユーチューブ『Yamaha Racing』で、2011年から2年間、ファクトリーチームでピットボックスを共有した両雄、ホルヘ・ロレンソとベン・スピーズを招待。今年1月にテストライダーに就任したロレンソは、予定されていたカタルーニャGPのワイルドカードに関して言及した。
「僕は心配しているけど、それほど息苦しくない。このテストライダーという仕事を受け入れ、まるで趣味として捉えている。走ることが好き。バイクに乗り続ける機会なんだ。同時に僕にチャンスを提供してくれ、3度のワールドチャンピオンを与えてくれたヤマハに何らかの形で恩返しをする機会となるけど、将来この仕事に戻れなくなった場合でも僕は大丈夫。」
「ヤマハのテストライダーを続けたいけど、夜眠れなくなってしまうことはない。みんなが健康になることを願う。僕は走りたいけど、カタルーニャで考えていたように、事前にテストをしなければ、ワイルドカードとして参戦する可能性があるとは思わない。」
「正直なところ、ライダーとして試すために、もう一度感触を取り戻すために、カタルーニャGPに参戦することを決断したわけではない。少なくても現時点で、復帰という幕は閉じたと思う。人生では将来のことは決して分からないけど、復帰の必要はないと思う。」
「あそこにいるライダーたちとファイトするには、100%のトレーニングが必要。僕のメンタリティは変わった。カタルーニャGPでは少し楽しもうと思い、特別な結果に向けてトライするつもりはなかった」と、テストライダーを受けた理由とワイルドカードに対する考え方を説明した。
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