FIM CEV REPSOL~ポルトガルのエストリルで開幕

将来の世界舞台昇格を目指すヤングライダーたちが世界中からポルトガルに集結。

国際モーターサイクリズム連盟の主催大会『FIM CEV REPSOL』は、ポルトガル当局からイベント開催の許可を得て、シルクイート・ド・エストリルことエストリル・サーキットでエストリル大会を開催。シーズンのオープニングレースには、21か国から104名が参加を予定。7月6日に公式予選、7日に決勝レースを実施する。

Moto3™ Junior World Championship(Moto3™ジュニア世界選手権)』
12か国から36名(スペイン13名、イタリア4名、フランス3名、イギリス3名、日本3名、オーストラリア3名、チェコ2名、ドイツ1名、タイ1名、インドネシア1名、マレーシア1名、ブラジル1名)が緒戦にエントリー。

昨年11月にバレンシアのサーキット・リカルド・トルモで開催された最終戦バレンシアGPにワイルドカードとしてデビューし、3位表彰台を獲得した総合3位のチャビエル・アルティガス(スペイン)を筆頭に総合6位のダニエル・オルガド(スペイン)、総合8位のホセ・フリアン・ガルシア(スペイン/開幕戦カタールGPに代役参戦)、総合28位の有田光(ありたひかる)らが継続参戦。

『Moto3™クラス』から真崎一輝(まさきかずき)とビセンテ・ペレス(スペイン)が復帰すれば、『European Talent Cup(ヨーロピアン・タレント・カップ) 』から王者イサン・グエバラ(スペイン)をはじめ、総合3位のフェルミン・アルデゲル(スペイン)、総合4位のホセ・アントニオ・ルエダ(スペイン)、総合6位のディオゴ・モレイラ(ブラジル)らが昇格。

ジュニア・タレント・チームから継続組のビル・ファン・エーデル(オーストラリア)とマックス・コック(イギリス)、新加入組の松山拓磨(まつやまたくま)とスコット・オグデン(イギリス)は、2日間の事前テストを実施。継続参戦のマリオ・アジ(インドネシア)と新規参戦のタットチャコーン・ブーシュリ(タイ)は移動規制により欠場する。

Moto2™ European Championship(Moto2™欧州選手権)』
5名のスーパーストック600を含む24名が12か国(スペイン4名、イタリア4名、ドイツ4名、イギリス3名、日本2名、オーストリア1名、スイス1名、フィンランド1名、アンドラ1名、ポーランド1名、マレーシア1名、アメリカ1名)から集結。

昨シーズン総合3位のアレッサンドロ・ザッコーネ(イタリア)、総合5位のニキ・トゥーリ(フィンランド)、総合15位のアダム・ノルディン(マレーシア)、総合25位の石塚健(いしずかたけし)が継続参戦。

昨年後半戦から参戦を開始しながら、負傷欠場を強いられた羽田太河(はだたいが)がフル参戦を開始。

『FIM Enel MotoE™ World Cup(FIM エネル MotoE™ワールドカップ)』にフル参戦するザッコーネ、トゥーリ、アレハンドロ・メディナ(スペイン)、チャビエル・カルデルス(アンドラ)はダブル参戦を予定。

European Talent Cup(ヨーロピアン・タレント・カップ) 』
開催4年目は13か国から44名(スペイン17名、フランス6名、イタリア3名、オランダ3名、ポーランド3名、アメリカ3名、ドイツ2名、オーストラリア2名、スイス1名、カナダ1名、マレーシア1名、日本1名、コロンビア1名)がレギュラー参戦を予定。

19年シーズンに総合5位を獲得したダビド・アロンソ(スペイン)、総合7位の佐古大次郎(さこだいじろう)、総合8位のアドリアン・クルセス(スペイン)が継続参戦する。

7月7日の決勝レースは、現地時間11時00分、日本時間19時00分から『Moto3™ジュニア世界選手権』の1レース、『Moto2™欧州選手権』 の2レース、『ヨーロピアン・タレント・カップ』の2レースをオフィシャルユーチューブで生中継配信。