FIM CEV REPSOL~アルティガスが優勝発進

軽量級で松山と真崎、中量級で羽田がトップ10に進出。今週末に第2戦ポルティマオ大会。

国際モーターサイクリズム連盟の主催大会『FIM CEV REPSOL』は、シルクイート・ド・エストリルことエストリル・サーキットで2020年シーズンの開幕戦エストリル大会を開催。ワイルドカードとしてデビューした昨年11月の最終戦バレンシアGPで3位表彰台を獲得したチャビエル・アルティガス(スペイン)が優勝を挙げた。

Moto3™ Junior World Championship(Moto3™ジュニア世界選手権)』
2019年シーズン総合3位のアルティガスは、7番グリッドからゴールライン直前で逆転し、昨年の第4戦アラゴン大会以来となる優勝を挙げれば、総合16位のペドロ・アコスタ(スペイン)は、2番グリッドから0.003秒差の2位に入り、自己最高位を獲得。総合9位のアドリアン・フェルナンデェス(スペイン)は5番グリッドから0.925秒差の3位表彰台。

日本勢は、デビュー戦となった松山拓磨(まつやまたくま)が18番グリッドから9位。復帰した真崎一輝(まさきかずき)は13番グリッドから10位。参戦2年目の有田光(ありたひかる)は25番グリッドから17位だった。

Moto2™ European Championship(Moto2™欧州選手権)』
中量級1年目の2019年シーズンに総合7位に進出したヤリ・モンテッラ(イタリア)が7番グリッドから第1レースで初優勝。第2レースでも連続して優勝を挙げれば、負傷で昨年後半戦に欠場しながら総合5位に進出していたニキ・トゥーリ(フィンランド)は、復帰戦でポールポジションから連続2位を獲得。

当初スーパースポーツ世界選手権に参戦を予定していたルカ・トゥロビッチ(ドイツ)は、3番グリッドから第1レースで3位を獲得。昨年総合3位のアレッサンドロ・ザッコーネ(イタリア)は、2番グリッドから4位と3位。

日本勢は、羽田太河(はだたいが)が10番グリッドから8位と6位。石塚健(いしずかたけし)は12番グリッドから15位と11位。

European Talent Cup(ヨーロピアン・タレント・カップ) 』
2019年シーズンに総合5位を獲得したダビド・アロンソ(スペイン)がポールポジションから第1レースで後続に6秒差の独走優勝。第2レースはグループ争いに競り勝ち、2連勝で好発進を着れば、総合7位の佐古大次郎(さこだいじろう)は、11番グリッドからリタイアと5位だった。

開幕戦に参戦したチーム及びライダーたちは、ポルトガルを約300キロ南下。今週末に開催される第2戦ポルティマオ大会の会場となるアウトードロモ・インテルナシオナル・ド・アルガルヴェに向けて移動する。

RESULTS

VideoPass(ビデオパス)』では、第2戦スペインGPの最高蜂クラス写真撮影会から最終戦バレンシアGPの決勝レース共同記者会見まで、全戦を完全網羅の生中継で配信。