国際モーターサイクリズム連盟の主催大会『FIM CEV REPSOL』の『Moto3™ Junior World Championship(Moto3™ジュニア世界選手権)』に参戦するMT-ファウンデーション77は28日、開催6年目のアジア・タレント・カップでチャンピオンに輝いた西村硝(にしむらしょう/18歳)を第3戦スペイン・ヘレス大会から起用することを発表した。
MT-ファウンデーション77は、2年前の2018年6月10日にバルセロナ-カタルーニャ・サーキットで開催された『Moto3™ジュニア世界選手権』の決勝レースでレースアクシデントが原因で他界した当時14歳のアンドレアス・ペレスの意志を継ぎ設立された財団がスペインのヘルメットメーカー『MT Helment』の協力を得て、ヤングライダーの育成を目指すチームを結成。2019年から当選手権に参戦。バイクはKTM。
参戦2年目の2020年は、起用2年目となるペドロ・アコスタ(スペイン/16歳)が開幕戦ポルトガル大会で2位、第2戦ポルトガル・ポルティマオ大会で初優勝を挙げ、総合1位に進出。加入1年目のフリアン・ヒラル(スペイン/18歳)は、2戦を終了した時点で0ポイント。
西村は、『Red Bull MotoGP™ Rookies Cup(レッドブル・ルーキーズ・カップ)』の参戦が既に決定しており、参戦1年目に総合2位を獲得したチームメイトのアコスタと共に、8月3日から2日間、レッドブルリンクで開催されるテストに参加。8月15日と16日の開幕戦オーストリア大会に向けて準備に取り組む。
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