『Moto2™クラス』プレビュー~総合1位長島にイタリア勢らが挑む

ポイントリーダーの長島を中心にバスティアニーニ、マリーニ、ベツェッキらが優勝争いに挑戦。

第4戦チェコGPは、ブルノ・サーキットこと、アウトモトドローム・ブルノで8月7日(金)に初日、9日(日)に決勝レースを開催。前戦アンダルシアGPでは転倒が影響しながら、総合1位の座を堅守した長島哲太が昨年17番グリッドから9位だった当地で、ライバルたちの挑戦を受け、アドバンテージの拡大に挑む。

前戦で中量級初優勝を挙げ、総合4位から2位に浮上したエネア・バスティアニーニは、昨年中量級で初表彰台を獲得。軽量級時代には2位を2回、4位を2回獲得したトラックでポイントリーダーとの2ポイント差に挑戦。

ヘレス・サーキット-アンヘル・ニエトでの2連戦で優勝と2位を獲得した総合3位のルカ・マリーニ、連続5位で総合4位に浮上したアロン・カネト、得意としていたヘレスで際立つ結果を残せずに総合5位に後退したロレンソォ・バルダッサーリ、連続して上位に進出した総合6位のホルヘ・マルティン、連続4位で総合7位に浮上したサム・ロウズ、中量級で初表彰台を獲得した総合10位のマルコ・ベツェッキが優勝、表彰台に挑む。

17年に当地で優勝した総合11位のトーマス・ルティ、連続転倒リタイアで大きく出遅れた総合16位のホルヘ・ナバーロ、昨年2位を獲得した総合21位のファビオ・ディ・ジャンアントニオら3連戦の緒戦で巻き返しを図る。

第4戦チェコGPタイムスケジュール
8月7日(金)
10時55分(17時55分): フリー走行1(40分間)
15時10分(22時10分): フリー走行2(40分間)

8月8日(土)
10時55分(17時55分): フリー走行3(40分間)
15時10分(22時10分): 公式予選1(15分間)
15時35分(22時35分): 公式予選2(15分間)

8月9日(日)
09時10分(16時10分): ウォームアップ走行(20分間)
12時20分(19時20分): 決勝レース(19ラップ)

過去5年間の決勝レースリザルト
2019年-ドライコンディション
優勝:アレックス・マルケス(カレックス)
2位:ファビオ・ディ・ジャンアントニオ(スピードアップ)+3.018秒差
3位:エネア・バスティアニーニ(カレックス)+4.158秒差

2018年-ドライコンディション
優勝:ミゲール・オリベイラ(KTM)
2位:ルカ・マリーニ(カレックス)+0.070秒差
3位:フランチェスコ・バグナイア(カレックス)+0.525秒差

2017年-ウェットコンディション
優勝:トーマス・ルティ(カレックス)
2位:アレックス・マルケス(カレックス)+4.991秒差
3位:ミゲール・オリベイラ(KTM)+6.983秒差

2016年-ウェットコンディション
優勝:ジョナス・フォルガー(カレックス)
2位:アレックス・リンス(カレックス)+5.175秒差
3位:サム・ロウズ(カレックス)+9.021秒差

2015年-ドライコンディション
優勝:ヨハン・ザルコ(カレックス)
2位:ティト・ラバト(カレックス)+1.421秒差
3位:アレックス・リンス(カレックス)+1.785秒差

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