国際モーターサイクリズム連盟、モータースポーツ製造者協会、国際ロードレースチーム連盟、ドルナスポーツは、チャンピオンシップに安全性を追求し、2018年から全ての参加者に対して、エアバックが装着されたツナギの着用を義務付けとする競技規則を改正。
マーベリック・ビニャーレスにツナギを供給するアルパインスターズは、第6戦スティリアGPの決勝レースで転倒した際に衝撃度が23.45Gフォース(重力加速度)に到達していたことを発表した。
ブレーキの不具合を感じたビニャーレスは、17ラップ目の1コーナー手前でバイクから飛び降りることを決断。その瞬間のスピードは、時速218キロメートル。急激的な動きを感知するエアバックは、飛び降りた直後に膨張して衝撃を緩和。滑っている時間は4.8秒、横転した時間は1.9秒だった。
今シーズン、最初にハードクラッシュを喫したのはマルク・マルケス。第2戦スペインGPの決勝レースでハイサイドから路面に叩きつけられた後、タイヤが右上腕骨に激突。医師から骨折の原因と指摘された衝撃度は、25.98Gだった。
マルケスが最も衝撃を受けたのは、昨年10月の第15戦タイGP。フリー走行1の転倒時に26.14Gが記録された。
過去最大は29.9G。2016年2月にセパン・インターナショナル・サーキットで開催されたオフィシャルテストでロリス・バスが転倒した際に記録されていた。
第6戦スティリアGP『MotoGP™クラス』-クラッシュ
#TechTuesday fact: the data from @mvkoficial12's
— alpinestars (@alpinestars) August 25, 2020
incident going into Turn One during the Styrian Grand Prix shows that he jumped off his bike at 218km/h and that the impact when he hit the Tarmac was 23.45g; he walked away unharmed ????????????#Alpinestars | #AlpinestarsProtects https://t.co/cHEfC99z28 pic.twitter.com/0MtxBKW6f4
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