『FIM CEV REPSOL』~第3戦&第4戦ヘレス大会が開催

日本勢7名がヘレス・サーキットに挑戦。8月29日に3戦目、30日に4戦目開催。

国際モーターサイクリズム連盟の主催大会『FIM CEV REPSOL』は、今週末にスペインのヘレス・サーキット-アンヘル・ニエトで開催。8月29日に第3戦スペイン・ヘレス大会、翌日の30日に第4戦スペイン・ヘレス大会が行われ、22か国から102名、地元スペインから最多の33名が集結し、各4レース、計8レースが実施される。

Moto3™ Junior World Championship(Moto3™ジュニア世界選手権)』
12か国から37名(スペイン13名、イタリア4名、日本4名、フランス3名、イギリス3名、オーストラリア3名、チェコ2名、ドイツ1名、タイ1名、インドネシア1名、マレーシア1名、ブラジル1名)がエントリー。

注目はペドロ・アコスタ(スペイン)。開幕戦ポルトガル・エストリル大会で2位、第2戦ポルトガル・ポルティマオ大会で優勝を挙げた後、レッドブルリンクで開催されたレッドブル・ルーキーズ・カップの2連戦4レースで連続優勝。勢いに乗って、今週末の3レースに挑む。

ポイントリーダーに挑戦するのは、開幕戦優勝、第2戦2位を獲得した総合2位のチャビエル・アルティガス(スペイン)、総合4位のアドリアン・フェルナンデェス(スペイン)、レッドブル・ルーキーズ・カップに参戦する総合3位のダビデ・サルバドール(スペイン)、総合5位のダニエル・オルガド(スペイン)、総合15位のダニエル・ムニョス(スペイン)、総合16位のダビデ・ムニョス(スペイン)ら。

日本勢は、総合11位の松山拓磨(まつやまたくま)、総合14位の真崎一輝(まさきかずき)、有田光(ありたひかる)に加え、アジア・タレント・カップ王者の西村硝(にしむらしょう)が参戦を開始する。

Moto2™ European Championship(Moto2™欧州選手権)』
6名のスーパーストック600を含む24名が13か国(ドイツ4名、イタリア4名、スペイン3名、イギリス2名、日本2名、タイ2名、マレーシア1名、アンドラ1名、オーストリア1名、スイス1名、フィンランド1名、ポーランド1名、アメリカ1名)から集結。

ポルトガルで開催された開幕戦と第2戦で4レース連続優勝を挙げたヤリ・モンテッラ(イタリア)が中心。

4レース連続2位のニキ・トゥーリ(フィンランド)は、1か月前に当地で開催された『FIM Enel MotoE™ World Cup(FIM エネル MotoE™ワールドカップ)』の第2戦スペイン・アンダルシア大会で右手首を骨折したことから厳しい週末が予想され、エレクトリックバイクのワンメイク大会に参戦する総合3位のアレッサンドロ・ザッコーネ(イタリア)、総合5位のアレハンドロ・メディナ(スペイン)、総合6位のチャビエル・カルデルス(アンドラ)、総合10位のルーカス・トゥロビッチ(ドイツ)らがポイントリーダーに挑戦。

日本勢の羽田太河(はだたいが)と石塚健(いしずかたけし)は、シングルフィニッシュ、ポイント圏内の進出を目指す。

European Talent Cup(ヨーロピアン・タレント・カップ) 』
14か国から41名(スペイン17名、フランス5名、イタリア3名、ポーランド3名、オランダ2名、オーストラリア2名、アメリカ2名、カナダ1名、ドイツ1名、スイス1名、アイルランド1名、日本1名、マレーシア1名、コロンビア1名)が参戦。

開幕戦と第2戦の3レースで連続優勝した総合1位のダビド・アロンソ(コロンビア)と総合3位のイバン・オルトラ(スペイン)は、ダブル参戦するレッドブル・ルーキーズ・カップで使用するKTM機からホンダ機に乗り換え、総合11位の佐古大次郎(さこだいじろう)は昨年の経験を活かして上位進出を狙う。

8月29日と30日は、現地時間11時00分、日本時間19時00分から連続4レースをオフィシャルユーチューブで生中継配信。