手術を受けたクラッチローは木曜にメディカルチェック

左手舟状骨骨折の影響で負担が大きくなり、腕上がり症状は発生した右前腕を手術。

LCR・ホンダ・カストロールカル・クラッチローは、筋肉組織などの膨張により、筋肉、血管、神経などが圧迫され、循環不全や神経麻痺が発生するコンパートメント症候群を解消するため、先週末に右前腕を手術。チームのホームレースとなる今週末の第7戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGPに参戦するには、木曜にメディカルチェックを受け、医師団から出走許可を得なければいけない。

34歳のイギリス人ライダーは、シーズンの緒戦となった第2戦スペインGPのウォームアップ走行で転倒した際に左手の舟状骨を骨折。2日後に手術を受け、4日後にメディカルチェックを受け、5日後に出走を開始。第3戦アンダルシアGPの決勝レースでは、16ラップ目に怪我の影響で負担が大きくなった右前腕の痛みを訴えてピットに戻ったが、最後まで走って13位完走。

「5ラップ目あたりから右前腕に問題があった。左腕を全く使っていないから、週末を通じて少し痛みを感じていた。左腕は疲れも痛みもないけど、当然、右腕がその代償を払うことになる。もしかしたら、95%は右腕だけで走っていたかもしれない。バイクのコントロールが非常に難しかった」と、決勝レース後に状況を説明。

それ以降は右前腕の問題を言及せず、ショートブレーキ期間を利用して手術を受けることを決断。過去、前腕上がり症状を克服するために、2014年に両前腕の手術を受けていた。

過去5年間のリザルト
2019年:14番グリッド/転倒リタイア
2018年:6番グリッド/3位
2017年:4番グリッド/13位
2016年:7番グリッド/8位
2015年:11番グリッド/11位

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