NTS・RW・レーシング・GPは17日、チャンピオンシップが再開された第2戦スペインGPから体調が悪く、第3戦アンダルシアGPから第6戦スティリアGPまで欠場した24歳のスイス人ライダー、イェスコ・ラフィンが今週末の第8戦エミリア・ロマーニャ&リビエラ・ディ・リミニGPを欠場することを発表した。
1年間の『MotoE™ワールドカップ』を経て、2018年以来2年ぶりに中量級に復帰したラフィンは、日射病の症状から第3戦アンダルシアGPのウォームアップ走行後、決勝レースの欠場を決断。スイスに帰国してからも疲労から回復できず、歩行だけで心肺数が非常に高くなり、精密検査を受けたが原因が究明されないことから、リスクを回避する目的で3連戦を欠場。第7戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGPで復帰したが、決勝レースの16ラップ目にピットに戻ってリタイア。チームと協議した結果、欠場を判断した。
チームは、第4戦チェコGPからドミニケ・エガーターを起用していたが、今週末は『MotoE™ワールドカップ』の4戦目となるエミリア・ロマーニャ&リビエラ・ディ・リミニ大会が開催されることから、元ポーランド選手権王者で、2019年から『Moto2™欧州選手権』にレギュラー参戦する18歳のポーランド人ライダー、ピオトル・ピエシエキルスキを代役として招集。クラス最年少として世界舞台にデビューする。
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