『MotoGP™クラス』プレビュー~1位クアルタラロ対2位ミル

残り6戦のタイトル争い。24ポイント差に4人、51ポイント差に12人が接近。

第10戦フランスGPは、ルマンのブガッティ・サーキットで10月9日(金)に初日、11日(日)に決勝レースを開催。前戦カタルーニャGPで今季3勝目を挙げ、総合1位に返り咲いたファビオ・クアルタラロが昨年10番グリッドから8位だったホームグランプリでライバルたちからの挑戦を受け、アドバンテージの拡大を狙う。

今季2度目の3連戦で連続表彰台を獲得し、最多ポイントを稼ぎ、総合2位に浮上したジョアン・ミルを筆頭に、2017年に優勝を挙げた総合3位にマーベリック・ビニャーレス、昨年2位を獲得したアンドレア・ドビツィオーソがポイント差を詰めに行く。

3連戦で際立つパフォーマンスとリザルトを獲得した総合5位のフランコ・モルビデッリと総合13位のフランチェスコ・バグナイア、クラスで唯一全戦でポイントを連取する総合7位の中上貴晶、今季初表彰台を獲得した総合8位のアレックス・リンス、過去3勝を挙げた総合11位のバレンティーノ・ロッシが優勝、表彰台に挑戦。

昨年のベストリザルト(6位)を獲得したルマンに乗り込むKTM勢。総合9位のミゲール・オリベイラ、総合10位のブラッド・ビンダー、総合11位のポル・エスパルガロが再び優勝、表彰台争いに挑み、アプリリア勢は、前戦後にプライベートテストを実施。収集したデータを参考に今季初のシングルフィニッシュを狙う。

今季3度目の3連戦前には、最終戦ポルトガルGPの開催地に指定されたポルティマオ・サーキットこと、アウトードロモ・インテルナシオナル・ド・アルガルヴェでプライベートが開催され、レギュラーライダーたちは市販車で再舗装の工事が終了したトラックを走行する。

タイムスケジュール
10月8日(木)
17時00分(24時00分): プレスカンファレンス
10月9日(金)
09時55分(16時55分): フリー走行1(45分間)
14時10分(21時10分): フリー走行2(45分間)
10月10日(土)
09時55分(16時55分): フリー走行3(45分間)
13時30分(20時30分): フリー走行4(30分間)
14時10分(21時10分): 公式予選1(15分間)
14時35分(21時35分): 公式予選2(15分間)
10月11日(日)
09時30分(16時30分): ウォームアップ走行(20分間)
13時00分(20時00分): 決勝レース(27ラップ)

過去5年間の決勝レースリザルト
2019年-ドライコンディション
優勝:マルク・マルケス(ホンダ)
2位:アンドレア・ドビツィオーソ(ドゥカティ)+1.984秒差
3位:ダニロ・ペトルッチ(ドゥカティ)+2.142秒差

2018年-ドライコンディション
優勝:マルク・マルケス(ホンダ)
2位:ダニロ・ペトルッチ(ホンダ)+2.310秒差
3位:バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)+5.350秒差

2017年-ドライコンディション
優勝:マーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)
2位:ヨハン・ザルコ(ヤマハ)+3.134秒差
3位:ダニ・ペドロサ(ホンダ)+7.717秒差

2016年-ドライコンディション
優勝:ホルヘ・ロレンソ(ヤマハ)
2位:バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)+10.654秒差
3位:マーベリック・ビニャーレス(スズキ)+14.177秒差

2015年-ドライコンディション
優勝:ホルヘ・ロレンソ(ヤマハ)
2位:バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)+3.820秒差
3位:アンドレア・ドビツィオーソ(ドゥカティ)+12.380秒差

VideoPass(ビデオパス)』では、第10戦フランスGPのプレスカンファレンスから『MotoE™ワールドカップ 』の決勝レースまで完全網羅の生中継で配信