『MotoGP™クラス』プレビュー~19ポイント差のタイトル争い

残り5戦のタイトル争い。ミル10ポイント差、ドビツィオーソ18ポイント差、ビニャーレス19ポイント差。

第11戦アラゴンGPは、モーターランド・アラゴンで10月16日(金)に初日、18日(日)に決勝レースを開催。前戦フランスGPで今季3度目のポールポジションから9位でチェッカーフラッグを受け、7ポイントを加算した総合1位のファビオ・クアルタラロが昨年2番グリッドから5位だった当地でライバルたちからの挑戦に受けて立ち、アドバンテージの拡大を狙う。

8ポイント差から10ポイント差に離された総合2位のジョアン・ミル、18ポイント差の総合3位に浮上したアンドレア・ドビツィオーソ、19ポイント差の総合4位に後退したマーベリック・ビニャーレスは、当地での2連戦で、クアルタラロのスペイン連勝を阻止して勢いを止めるだけでなく、ポイントギャップを詰めに行く。

前戦で転倒を喫したが、戦闘力の高さを見せた総合6位のフランコ・モルビデッリと総合12位のアレックス・リンス、技術的問題でリタイアを強いられた総合7位のジャック・ミラー、ドライでもウェットでもKTMの高い戦闘力を証明した総合8位のポル・エスパルガロと総合9位のミゲール・オリベイラ、今季初優勝を挙げた総合10位のダニロ・ペトルッチ、終盤にファステストラップを連発した総合15位のヨハン・ザルコ、週末を通常して復調の走りを見せた総合19位のカル・クラッチローらがタイトル争いの主役たちと共に上位進出を狙う。

3戦連続の転倒リタイアを喫した総合10位のバレンティーノ・ロッシ、唯一全戦でポイントを連取する総合5位の中上貴晶、自己最高位の獲得でホンダに初表彰台をもたらした総合14位のアレックス・マルケスの走りにも注目が集まる。

タイムスケジュール
10月15日(木)
17時00分(24時00分): プレスカンファレンス
10月16日(金)
09時55分(16時55分): フリー走行1(45分間)
14時10分(21時10分): フリー走行2(45分間)
10月17日(土)
09時55分(16時55分): フリー走行3(45分間)
13時30分(20時30分): フリー走行4(30分間)
14時10分(21時10分): 公式予選1(15分間)
14時35分(21時35分): 公式予選2(15分間)
10月18日(日)
09時40分(16時40分): ウォームアップ走行(20分間)
14時00分(21時00分): 決勝レース(23ラップ)

過去5年間の決勝レースリザルト
2019年-ドライコンディション
優勝:マルク・マルケス(ホンダ)
2位:アンドレア・ドビツィオーソ(ドゥカティ)+4.836秒差
3位:ジャック・ミラー(ドゥカティ)+5.430秒差

2018年-ドライコンディション
優勝:マルク・マルケス(ホンダ)
2位:アンドレア・ドビツィオーソ(ドゥカティ)+0.648秒差
3位:アンドレア・イアンノーネ(スズキ)+1.259秒差

2017年-ドライコンディション
優勝:マルク・マルケス(ホンダ)
2位:ダニ・ペドロサ(ホンダ)+0.879秒差
3位:ホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ)+2.028秒差

2016年-ドライコンディション
優勝:マルク・マルケス(ホンダ)
2位:ホルヘ・ロレンソ(ヤマハ)+2.740秒差
3位:バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)+5.983秒差

2015年-ドライコンディション
優勝:ホルヘ・ロレンソ(ヤマハ)
2位:ダニ・ペドロサ(ホンダ)+2.683秒差
3位:バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)+2.773秒差

VideoPass(ビデオパス)』では、第11戦アラゴンGPの開催前日プレスカンファレンスから決勝レース後のプレスカンファレンスまで完全網羅の生中継で配信