チーム・スズキ・エクスターのアレックス・リンスは、第11戦アラゴンGPの決勝レースで4列目10番グリッドからオープニングラップで4番手に浮上。3ラップ目に3番手、5ラップ目に2番手、そして、8ラップ目にはトップに躍り出ると、最後までポジションを堅守。
昨年8月の第12戦イギリスGP以来、16戦ぶり今季初優勝を挙げ、総合12位から7位に浮上した。
「とても幸せ。自分を信じ、自分自身の可能性を信じて走った。スタート時は落ち着いていた。落ち着きすぎていたかもしれないけど、これが良いのかどうか分からない。神経質にならなければいけないと考えていたけど、グッドなスタートが切れて、4番手に位置。2番手に位置したとき、マーベリックより良いペースだと考えた。1番手に飛び出したときは、最後までタイヤを維持させようと注意しながら走った。」
「本当のところ、今週末はロレンソのようにトップに立ち、逃げ切りたいとチームと話していた。あまり引き離すことができなかたけど、優勝することができた。」
「辛い時期を過ごした。僕を常に支えてくれた全ての人たちに感謝したい。オーストリアではトップに立ったときに転び、ルマンではペトルッチを追いかけていたところで転んでしまった。状況をマネジメントすることは簡単ではない。」
「スズキとファクトリー、チーム全員にとって最高だ。全ての人たち、そして僕自身のモチベーションとなる。優勝になかなか手が届かなったけど、ようやく、ここアラゴンで優勝を挙げることができ、僕はとても幸せだ」と、会心の笑みを浮かべ、今季初優勝の喜びを語った。
10番グリッドからインクレディブルなカンバック
The celebrations say it all! ????
— MotoGP™???? (@MotoGP) October 18, 2020
Listen to how much that means to @Rins42! ????#AragonGP ???? pic.twitter.com/6oyUde3QJ5
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