第14戦バレンシアGPは、サーキット・リカルド・トルモで11月13日(金)に初日、15日(日)に決勝レースを開催。前戦ヨーロッパGPの4位にポイントリーダーに返り咲いたエネア・バスティアニーニは、チャンピンとして最高峰クラス昇格する目標に向け、ライバルたちの挑戦を受け、アドバンテージの拡大を図る。
3連勝を含む5戦連続の表彰台獲得で総合1位まで駆け上がったサム・ロウズは、前戦で痛恨の転倒リタイア。総合2位に後退した今週末は、6ポイントの逆転に挑む。
アラゴンでの2連戦でタイトル争いから脱落しそうになった総合3位のルカ・マリーニと総合4位のマルコ・ベツェッキは、6位と1位で逆転が可能なポイント圏内に踏みとどまり、今週末は最終戦ポルトガルGPでの逆転を可能とするために、優勝、表彰台だけでなく、最低でもバスティアニーニとロウズの前でフィニッシュを目指す。
コンストラクター部門は、既にカレックスが8連覇を達成。チーム部門は、マリーニとベツェッキが所属するスカイ・レーシング・チーム・VR46が初タイトル獲得に挑戦。
ルーキー・オブ・ザ・イヤーは、負傷からの復帰戦で11位だった総合11位のアロン・カネトが総合18位のエクトル・ガルソ、総合19位のマルコス・ラミレスを大きくリード。
前戦で左足の親指を亀裂骨折したアウグスト・フェルナンデェスは復帰を予定するが、右手を骨折したジェイク・ディクソンは欠場する。
タイムスケジュール
11月13日(金)
11時55分(19時55分): フリー走行1(40分間)
15時30分(23時30分): フリー走行2(40分間)
11月14日(土)
11時55分(19時55分): フリー走行3(40分間)
15時50分(23時50分): 公式予選1(15分間)
16時15分(24時15分): 公式予選2(15分間)
11月15日(日)
09時30分(17時30分): ウォームアップ走行(20分間)
12時20分(20時20分): 決勝レース(25ラップ)
過去の決勝レースリザルト
2020年-ドライコンディション
優勝:マルコ・ベツェッキ(カレックス)
2位:ホルヘ・マルティン(カレックス)+1.941秒差
3位:レミー・ガードナー(カレックス)+3.553秒差
2019年-ドライコンディション
優勝:ブラッド・ビンダー(KTM)
2位:トーマス・ルティ(カレックス)+0.735秒差
3位:ホルヘ・ナバーロ(スピードアップ)+1.045秒差
2018年-ウェットコンディション
優勝:ミゲール・オリベイラ(KTM)
2位:イケル・レクオナ(KTM)+13.201秒差
3位:アレックス・マルケス(カレックス)+22.175秒差
2017年-ドライコンディション
優勝:ミゲール・オリベイラ(KTM)
2位:フランコ・モルビデッリ(カレックス)+2.154秒差
3位:ブラッド・ビンダー(KTM)+4.181秒差
2016年-ドライコンディション
優勝:ヨハン・ザルコ(カレックス)
2位:トーマス・ルティ(カレックス)+3.281秒差
3位:フランコ・モルビデッリ(カレックス)+4.981秒差
2015年-ドライコンディション
優勝:ティト・ラバット(カレックス
2位:アレックス・リンス(カレックス)+0.309秒差
3位:トーマス・ルティ(カレックス)+3.347秒差
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