チーム・スズキ・エクスターのジョアン・ミルは26日、スペインの首都マドリード市内でパーソナルスポンサーのエストレージャ・ガリシア・0,0が主催した共同会見に出席。チャンピオンに輝いた心境を語り、2020年シーズンを振り返った。
「今年は画面を通じてメディアと接触していたから、直接会えることは、奇妙に感じる(笑)。プレシーズンのテストを通じて、全戦でトップ5入りをファイトできる強さを感じていたけど、昨年と今年の大きな違いは、レース終盤の強さだった。」
「ヘレスとブルノで悪い結果となってしまい、深く落ち込んでしまったけど、オーストリアで戦闘力を感じた。そこで初めて表彰台を獲得すると、幾つかの疑問があったけど、ミサノに行くと、そこでも僕は速かった。もしかしたら、総合トップ3入りをファイトすることができるかもしれない、と考えた。シーズン終盤はチャンピオンシップのプレッシャーがあったけど、感染して、欠場してしまうというほどではなかった。」
「今年、僕たちは戦闘力を証明できた。マルク・マルケスと彼のバイクのパッケージは、この8年間で最速だった。2021年も上位に継続して進出するためには改善の継続が必要。もう少しスピードがあるバイクに仕上げ、グッドなセッションを実現させ、ポールポジションと優勝に向けてファイトをしなければいけない。これら全てが、マルクとファイトするために必要となるだろう。」
「2021年は2020年ほど多くのライバルたちが出現しないことを願う。チームメイトのアレックス・リンスは速い。ファビオ・クアルタラロも速い。他のメーカーのライダーたちもグレートなレベルにあることを証明した。」
「タイトルを獲得したことで、プレッシャーから解放されたけど、他のプレッシャーを感じることになるだろう。プレッシャーを恐れない。自分自身を引き出し、ベストなリザルトの獲得に役立つだろう。2021年の初頭から、このプレッシャーがあれば、上手くやれるだろう」と、タイトル連覇に向けて意気込みを語った。
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