チーム・スズキ・エクスターのジョアン・ミルは、2月12日に2021年シーズンに使用するゼッケン番号を発表。スズキのライダーとしては、2000年にタイトルを獲得したケニー・ロバーツ・ジュニア以来、チャンピオンを証明する『1』に変更するか、キャリアを通じて愛用する『36』を継続するのか、注目が集まる。
ライダーを識別するための番号として、日本では一般的に『ゼッケン番号』と呼ばれているが、競技規則では、『スターティングナンバー』、または『レーシングナンバー』という用語で表記され、「チャンピオンシップへの参戦が許可された各ライダーは、チャンピオンシップ開催期間中に有効な独自のスターティングナンバーが割り当てられる。通常、スターティングナンバーは前年度、もしくは類以なイベントの結果に基づくものとする」と規定されている。
特に、技術規則の改訂が施行された2002年以降、独自の「マイナンバー」を使用するライダーが多く、前年度のリザルトに基づいた番号を選ぶライダーがいなくなった。
過去には、チャンピオンが必ず『1』を使用し、ケニー・ロバーツ、フレディ・スペンサー、エディ・ローソン、ウェイン・レイニー、ワイン・ガードナー、ミック・ドゥーハンらレジェンドたちが『1』を貼り、王者の風格と威厳を象徴していた。
2002年以降に『1』を使用したのは、2007年のニッキー・ヘイデン、2008年と2012年のケーシー・ストーナー、2011年のホルヘ・ロレンソ。ダニ・ペドロサは、2008年に『2』、2009年に『3』を使用していた。
バレンティーノ・ロッシとマルク・マルケスは、チャンピオンを獲得しても自らを象徴するマイナンバーを維持していた。
2020年シーズンにタイトルを獲得したジョアン・ミルは、チームが主催したメディア向けのオンライン会見に出席した際に、「ゼッケン1は見栄えが良く、選ぶことができない。これがポジティブなこと。ゼッケン36は世界舞台に進出するまでに使用し、今までのところ、2つのタイトルを一緒に獲得した。仕事を一緒にしてきた番号でもあることからポジティブなんだ。常に使用する番号であり、いつでも選ぶことができる」と、説明していた。
チーム・スズキ・エクスターのツイッターでは、ミルのゼッケン番号に関してアンケートを実施。58.5%が『1』を選択したと予想すれば、チャンピオンシップのオフィシャルツイッターでは、51.4%が『36』の継続を予想した。
#NuMIRology: Joan has made his decision, but what do you think it will be? ????
— Team Suzuki Ecstar (@suzukimotogp) February 6, 2021
(All will be revealed on February 12th!)@MotoGP @JoanMirOfficial #TheDecision
JM36 or JM1 ????
— MotoGP™???? (@MotoGP) February 2, 2021
Should @JoanMirOfficial stick with 36 or switch to the number 1 for the 2021 season? ????#TheDecision
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