『MotoE™ワールドカップ』~エリック・グラナドが総合1番手

総合2番手ドミニケ・エガーターもレコードを突破。大久保光は総合12番手。

Enel MotoE™ World Cup(MotoE™ワールドカップ)』のテスト3日目、最終日は3日、ヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエトで行われ、気温が20度まで上昇したドライコンディションの中、2度のセッションが実施され、昨年7月の開幕戦スペインGPでポールポジションから優勝を挙げたエリック・グラナドが非公式ながらオールタイムラップレコードを自ら更新して総合1番手に進出した。

2日目総合2番手のドミニケ・エガーターもオールタイムラップレコードを突破。2人がライバルたちを大きく引き離した。

前王者のマッテオ・フェラーリは総合3番手、現王者のジョルディ・トーレスは総合5番手。

9人の新人勢では、フェルミン・アルデグエルが総合4番手に進出。2日目総合8番手の大久保光は1.339秒差の12番手だった。

1度目と2度目のセッションの間には、レースシミュレーションが実施され、今年新たに投入されたバッテリーチャージャーをグリッド上で使用した。

17人のライダーたちは一旦解散。38日後の4月11日に当地に再集結し、12日から3日間のテストを予定している。

当地では、3月9日から2日間、『Moto2™クラス』と『Moto3™クラス』のプライベートテストが実施され、イデミツ・ホンダ・チーム・アジア、ホンダ・チーム・アジア、CIP・グリーパワー、エルフ・マーク・VDS、アスパル・チーム、MVアグスタ・フォワード・レーシングら11チームの参加が予定されている。

非公式リザルト(3日間総合)
1. エリック・グラナド:1分47秒553(62ラップ)
2. ドミニケ・エガーター:0.030秒差(58ラップ)
3. マッテオ・フェラーリ:0.647秒差(57ラップ)
4. フェルミン・アルデグエル:0.690秒差(66ラップ)
5. ジョルディ・トーレス:0.710秒差(61ラップ)
6. アレッサンドロ・ザッコーネ:0.839秒差(55ラップ)
7. チャビエル・カルデルス:0.935秒差(60ラップ)
8. ルーカス・トゥロビッチ:1.000秒差(54ラップ)
9. ミケール・ポンス:1.018秒差(66ラップ)
10. アンドレア・マントヴァーニ:1.114秒差(54ラップ)
11. マリア・エレーラ:1.166秒差(54ラップ)
12. 大久保光:1.339秒差(62ラップ)
13. コランタン・ペロラーニ:1.692秒差(60ラップ)
14. ヨニー・エルナンデェス:1.716秒差(62ラップ)
15. ジャスパー・イウェマ:2.461秒差(56ラップ)
16. ケビン・ザンノーニ:3.106秒差(70ラップ)
17. アンドレア・ピレス:4.058秒差(69ラップ)

ベストレースラップ:1分47秒656(2020年エリック・グラナド)
オールタイムラップレコード:1分47秒584(2020年エリック・グラナド)

MotoE New battery_Jerez MotoE™ Official Test_2021
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Jerez MotoE™ Official Test
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