ホンダ・テスト・チームのステファン・ブラドルは、シェイクダウンテストから3日間のテストを実施。休日返上でトレーニングを積み、12月からヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエトで4回のプライベートテストを繰り返してきたことから、2021年型『RC213V』と共に高いパフォーマンスを披露。ライダーとしてのレベルも向上したことを認めた。
「この3日間は完璧なテストだった。3日間も連続して良いテストができることは滅多にない。トラックコンディションは良かった。3日目がグッドなコンディションとなり、29人が走行したことから、タイヤが消耗してたことでグリップが向上したけど、気温の低下が原因で転倒があった。当然、全てのライダーが少し限界を求めたけど、僕のスピードは適切であり、ここまでのところ、重大なインシデントや問題は発生せず、計画を実行できたことが嬉しい。この3日間は絶対的に満足するものだった。」
「ポル・エスパルガロはホンダ機に上手く順応していると思う。少し会話をする機会があり、とても喜んでいるようだけど、限界を理解する必要がある。それはハッキリしていることけど、ホンダ機のデビューとしては、すごく良かった。日曜にトラック上で会い、数ラップを一緒に走った。基本的に彼は自分の道を進まなければいけない。そうしたら、協力関係が深まるかもしれない。」
「このカテゴリーのバランスを見ると、僕のレベルは高いと言うことができる。当然、冬の間に体調を維持できたこと、11月から仕事を継続できたことが嬉しい。今シーズンに向けて高い意識を持って準備に取り組んだ。それに、マルクが少なくてもテストには万全な体調を整えることが難しいと分かっていた。非常に厳しい状態で戻って来るかもしれないと疑っていたから、体調をしっかり維持することに努めていた。」
「プラクティスが完璧にさせてくれることから、ライダーとしても向上した。上位に進出することは、ナイスで自信を与えてくれるけど、僕の仕事は、現実的に、ホンダのテストライダーとしてパーツを評価し、新しいコンポーネントを検証すること。」
「マルクがいつ戻って来るのか分からない。今のところ、次の3日間のテストに参加する。その後は、マルクとHRCのニュースを待つことにしよう」と、テストライダーとして与えられた課題に取り組んで行くことを改めて強調した。
オフィシャルテスト~ステファン・ブラドルへの評価
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