ペトロナス・ヤマハ・セパン・レーシング・チームのバレンティーノ・ロッシは、参戦26年目のシーズンに向けて3月6日から2日間、10日から3日間、開幕戦カタールGPの開催地ロサイル・インターナショナル・サーキットで開催されたオフィシャルテストに参加。
ヤマハ発動機から供給されたフルファクトリースペック『YZR-M1』に乗り込み、新型カウリングとフロントフォーク、フロントフェンダーのテスト、リアショックのセッティング、シャーシの比較検証に取り組みながら212ラップ、9.6レースに相当する距離を周回。4日目の38ラップ目には、初開催の2004年から18年目にしてキャリアのベストタイムを刻み、トップタイムから0.810秒差の11番手に進出した。
「まだ幾つかの未解決を評価することが残っていたから残念。特にレースシミュレーションを実行したかったけど、風と砂が原因で妨げられてしまった。幸いなことに、天気予報がコンディションを予測していたから、昨日のうちに幾つか重要なことに取り組んだ。」
「4日間の走行を終え、バイクのバランスが良い。昨日は非常に強かった。様々なバイクを走らせる強いライダーたちが多いけど、決定的に彼らのグループにいる。僕たちのレースペースは良いようだ。日々改善し、チームの雰囲気はとても良い。シーズンのスタートに向けて準備が整っている感じだ」とステップ・バイ・ステップで前進を果たしたテストを評価した。
オフィシャルテストリザルト
1日目:1分55秒584(54ラップ/14番手)
2日目:1分55秒708(50ラップ/20番手)
3日目:1分54秒618(56ラップ/13番手)
4日目:1分53秒993(52ラップ/8番手)
5日目:走行なし
テストベストラップ:1分53秒183(2021年ジャック・ミラー)
ベストレースラップ:1分54秒927(2016年ホルヘ・ロレンソ)
オールタイムラップレコード:1分53秒380(2019年マルク・マルケス)
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