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2021-03-15
By Red Bull KTM Factory Racing

「これで世界が終わるわけではない」

転倒が影響して1年前に記録したKTMのベストラップを更新できず総合19番手に低迷。

レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシングブラッド・ビンダーは、最高峰クラス2年目に向けて、3月6日から2日間、10日から3日間、開幕戦カタールGPの開催地ロサイル・インターナショナル・サーキットで開催されたオフィシャルテストに参加。

中量級時代にコンビを組んだクルーチーフと共にテストプログラムを開始したが、3度の転倒と最終日の悪天候が影響して、210ラップしか走行できず、トップタイムから1.508秒差の総合17番手。1年前に記録したKTMのベストラップ(1分54秒283)に届かなかった。

「僕たちにとって非常に困難なテストとなってしまった。スタートは良かったけど、何度も小さな転倒を喫してしまい、多くの時間を失い、計画に大きな支障をきたしてしまった。4日目は快適さが戻り、思うようにバイクを走らせた。トラックコンディションが悪かったため、最終日を失ってしまったのは残念。試したいことが沢山あったから、もう1日テストができればよかったけど、これで世界が終わるわけではない。」

「紙面上では、実際よりも状況がはるかに悪いように思われる。少なくても週末にどうなるか見てみよう。確かに、KTMにとって難しかった。ここのレイアウトにあまり適していないことは分かっていたけど、アイデアがある。現状よりも上位陣に接近できるはずだ。」

「次に戻って来るときには、幾つかのことを試してみよう。初日に試したいことが3つほどある。僕たちは幸運なことにテストチームが存在し、彼らが既にそれらを試して、全てがポジティブだったから、間違いなければ、週末の初日に試すことになると思う。機能すべきだ」と計画通りに運ばなかったテストを振り返り、初日の重要性を強調した。

オフィシャルテストリザルト
1日目:1分55秒535(52ラップ/12番手)
2日目:1分55秒944(41ラップ/24番手)
3日目:1分55秒279(50ラップ/20番手)
4日目:1分54秒691(56ラップ/16番手)
5日目:2分01秒141(11ラップ/5番手)

テストベストラップ:1分53秒183(2021年ジャック・ミラー)
ベストレースラップ:1分54秒927(2016年ホルヘ・ロレンソ)
オールタイムラップレコード:1分53秒380(2019年マルク・マルケス)

最先端の多視点観戦、マルチスクリーンを提供する『VideoPass(ビデオパス)』では、オフィシャルテストのビデオコンテンツの配信だけでなく、開幕戦カタールGPから3クラス全戦全セッションを完全網羅の生中継で配信