アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニのアレイシ・エスパルガロは、第2戦ドーハGPの決勝レースで3列目7番グリッドから『MotoGP™クラス』での最短タイムギャップとなる5.382秒差の10位。総合7位から25ポイント差の8位に後退した。
「フラストレーションの溜まるレースだった。最低でもトップ5が僕には相応しい。良い仕事をしたと思う。できることを全てやり尽くしたけど、ストレートで後退した。ポジションを維持することは非常に難しかった。バイクは良く機能する。タイヤも良い。全てが良いけど、中盤以降、各ラップでポジションをストレートで失ってしまった。アグレッシブに走り、ザルコを2回ほど抜いた。ファビオも抜いたけど、ストレートで抜き返されてしまった。終盤、ドゥカティ勢が失速したとき、彼らよりもタイヤの寿命があると感じたけど、抜く手段がなかった。正直なところ、10位以上が相応しい。」
「最終ラップにミルとミラーを抜こうとした。全てを尽くしたけど、ストレートで4速に入れる前に抜かれてしまった。10位はグッドなリザルトではないけど、今日のベストだった。」
「タイヤは良い感じだった。前戦よりも注意して走った。滑ったのはラスト2ラップだけ。フロントタイヤは先週末よりもすごく良い感じがあった。満タンでバイクを改善したことから、序盤は非常に強かったけど、後半は特にドゥカティのファクトリーライダーたちとのファイトで問題があり、引き離され、抜こうとプッシュしても可能ではなかった。」
「正直なところ、加速は最高だ。ハードブレーキングもできる。昨シーズンから前進を果たした。ライバル勢に非常に似たようなレベルにあるけど、ストレートでは信じられないほどの違いがある。特に5速と6速で時速20㎞/hを遅いことから、カタールのようなトラックでファイトすることは非常に難しいけど、ポルティマオとヘレスなら、グッドなレースができる。トップ6に向けてファイトすることができる。カタールでチャンスがあると思っていただけにがっかりだけど、総合8位だ。それほど引き離されていない。ポルティマオとヘレスが待ち切れない。欧州のトラックはそれほど大きくないから、楽しめるだろう。上位陣の顔ぶれが変わるはずだ。」
「ライダーには様々なライプがいる。強力なチームメイトが必要というライダーがいる。限界まで押し上げ、バイクの開発も助けてくれるからだと言うけど、僕はいつもモチベーションが高い。チームメイトが不在でもモチベーションを高めることができる。強いチームメイトが来ても何も変わらない。」
「僕はトップレベルのライダーであることを証明した。エンジニアたちにバイクを改善するために十分なコメントを伝えることができる。昨年の指示により、僕たちは新車の開発に向けて良い仕事をした。彼らは僕が要求していることを知っている。トップ10に進出するためではない。表彰台を争うためだ。ムジェロで新しいアイテムが投入されることを期待する」とトップ10入りしたレースを振り返り、『RS-GP』の戦闘力を説明。将来のチームメイトに関しても見解を語った。
「戦闘力があることを証明した」
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