『Moto2™クラス』プレビュー~レミー・ガードナーが暫定首位で登場

注目の新人勢、フェルナンデェス、小椋、アレナス、アルボリーノ、ボビエが上位を狙う

第4戦スペインGPは、ヘレス・サーキット-アンヘル・ニエトで4月30日に初日、5月2日に決勝レースを開催。開幕から3戦連続の表彰台を獲得して、キャリアで初めてポイントリーダーに飛び出したレミー・ガードナーが昨年7位と14位だった当地でライバルたちの挑戦を受ける。

中量級3戦目で初優勝を挙げた総合2位に浮上したラウール・フェルナンデェス(4ポイント差)、3戦連続のポールポジション獲得も転倒を喫して総合3位に後退したサム・ロウズ(6ポイント差)、トップ3から少し引き離された総合4位のマルコ・ベツェッキ(20ポイント差)と総合5位のファビオ・ディ・ジャンアントニオ(29ポイント差)らがポイント差を詰めに行く。

注目は、中量級で初表彰台を獲得した総合6位のアロン・カネト。3月に当地で実施した2日間のプライベートテストでは総合1番手に進出すれば、総合8位のアウグスト・フェルナンデェス、総合9位のチャビ・ビエルゲらは本来のパフォーマンスを取り戻しつつあり、総合15位のジェイク・ディクソン、総合16位のホルヘ・ナバーロ、総合22位のロレンソォ・バルダッサーリ、総合23位のトーマス・ルティ、総合25位のニッコロ・ブレガは、走り慣れたトラックで浮上のきっかけを掴みたいところ。

新人勢の小椋藍、アルベルト・アレナス、トニー・アルボリーノ、キャメロン・ボビエは当地でのテスト経験を活かして上位進出を目指す。

『Moto2™クラス』の決勝レースは、5月2日現地時間12時20分、日本時間19時20分にスタート。

タイムスケジュール
4月30日(金)
10時55分(17時55分): フリー走行1(40分間)
15時10分(22時10分): フリー走行2(40分間)
5月1日(土)
10時55分(17時55分): フリー走行3(40分間)
15時10分(22時10分): 公式予選1(15分間)
15時35分(22時35分): 公式予選2(15分間)
5月2日(日)
08時50分(15時50分): ウォームアップ走行(20分間)
12時20分(19時20分): 決勝レース(23ラップ)

過去の決勝レースリザルト
2020年(スペインGP)-ドライコンディション
優勝:ルカ・マリーニ(カレックス)
2位:長島哲太(カレックス)+1.271秒差
3位:ホルヘ・マルティン(カレックス)+4.838秒差
2020年(アンダルシアGP)-ドライコンディション
優勝:エネア・バスティアニーニ(カレックス)
2位:ルカ・マリーニ(カレックス)+2.153秒差
3位:マルコ・ベツェッキ(カレックス)+3.243秒差
2019年-ドライコンディション
優勝:ロレンソォ・バルダッサーリ(カレックス)
2位:ホルヘ・ナバーロ(カレックス)+0.359秒差
3位:アウグスト・フェルナンデェス(カレックス)+1.091秒差
2018年-ドライコンディション
優勝:ロレンソォ・バルダッサーリ(カレックス)
2位:ミゲール・オリベイラ(KTM)+2.851秒差
3位:フランチェスコ・バグナイア(カレックス)+6.250秒差
2017年-ドライコンディション
優勝:アレックス・マルケス(カレックス)
2位:フランチェスコ・バグナイア(カレックス)+3.442秒差
3位:ミゲール・オリベイラ(KTM)+4.958秒差
2016年-ドライコンディション
優勝:サム・ロウズ(カレックス)
2位:ジョナス・フォルガー(カレックス)+2.480秒差
3位:アレックス・リンス(カレックス)+8.113秒差

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