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2021-05-05
By motogp.com

10年ぶり2度目のワンツーフィニッシュ

2011年9月11日以来、ジャック・ミラー&フランチェスコ・バグナイアが揃って登壇

ドゥカティのファクトリーチーム、ドゥカティ・レノボ・チームは、参戦を開始した2003年の3戦目に初めてポールポジションを獲得、3年後の2006年に3勝目(共にロリス・カピロッシ)を挙げたヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエトで開催された第4戦スペインGPでジャック・ミラーが優勝、フランチェスコ・バグナイアが2位を獲得。2018年8月の第10戦チェコGP以来、7度目のワンツーフィニッシュを達成した。

26歳のオーストラリア人と24歳のイタリア人が表彰台に並んだのは、今回が2回目。10年前の2011年9月11日、アルバセテ・サーキットで開催されたスペイン選手権の第5戦アルバセテ大会でバグナイアが初優勝、ミラーが初表彰台の2位を獲得していた。

ミラーは、世界舞台への進出を目指して、2010年にオーストラリアを離れ、ドイツ選手権への参戦開始。同年と翌年にはスペイン選手権にスポット参戦していた。

「ドイツのチームと契約を結んでいたから、スペイン選手権にフル参戦をしたことがなかった。ドイツ選手権に集中したけど、日程が合ったときにスペイン選手権に参戦。最後のレースがアルバセテ。そこで表彰台を獲得。ペッコが1位で僕が2位だった。」

「週末に観た中で最も最高だったのはテレビだった。それはスペイン選手権に関して僕たちが語っていたビデオ。当時のことは決して忘れない。僕にとって最初の表彰台だった。問題は僕の身長が当時と同じだったこと。ペッコは僕の腰ぐらいの高さ。とても小さかった。当時を思い出すと、あの小さな少年は何歳?13歳?14歳?レースが許可されていた。過去を振り返り、ドゥカティのファクトリーチームでチームメイトとなり、ヘレスでワンツーフィニッシュ。信じられないことだ。信じられないことだけど、夢が実現する。10年前...とても感銘的なこと。クール、本当にクールなことだ。」

バグナイアは、2011年にアレックス・リンス、アレックス・マルケスのチームメイトとしてスペイン選手権への参戦を開始。

「スペイン選手権は素晴らしい思い出。アルバセテの初優勝、バルセロナの優勝も良く覚えている。沢山の速いライダーたちがいた。このチャンピオンシップがどのように世界選手権に向けて準備をしているのかを見ることは素晴らしい。本当にグレートなスクールだ」と当時を振り返った。

2011年のスペイン選手権には、アレックス・リンス、アレックス・マルケス、ニッコロ・アントネッリ、エリック・グラナド、ホルヘ・ナバーロ、ロマーノ・フェナティ、ジョン・マックフィー、アナ・カラスコ、アンドレア・ミニョ、アルベルト・アレナス、フィリップ・エッテル、森俊也らが参戦していた。

ドゥカティのワンツーフィニッシュ
2006年バレンシアGP: トロイ・ベイリス/ロリス・カピロッシ
2007年オーストラリアGP: ケーシー・ストーナー/ロリス・カピロッシ
2016年オーストリアGP: アンドレア・イアンノーネ/アンドレア・ドビツィオーソ
2017年マレーシアGP: アンドレア・ドビツィオーソ/ホルヘ・ロレンソ
2018年イタリアGP: ホルヘ・ロレンソ/アンドレア・ドビツィオーソ
2018年チェコGP: アンドレア・ドビツィオーソ/ホルヘ・ロレンソ

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