『FIM CEV REPSOL』~バレンシアで2戦目開催

松山拓磨、西村硝、羽田太河、石塚健、内海孝太郎がサーキット・リカルド・トルモに挑戦

国際モーターサイクリズム連盟の主催大会『FIM CEV REPSOL』は、今週末にサーキット・リカルド・トルモで第2戦スペイン・バレンシア大会を開催。6日からテストセッションが始まり、8日に予選、9日に決勝レースが行われる。

Moto3™ Junior World Championship(Moto3™ジュニア世界選手権)』
2レースが開催されるシーズン2戦目の注目は、開幕戦ポルトガル・エストリル大会で初優勝を挙げたダニエル・オルガド(スペイン)。先週末にヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエトで開催された『Red Bull MotoGP Rookies Cup(レッドブル・ルーキーズ・カップ)』の第2戦スペイン・ヘレス大会第2レースで優勝を挙げて、ポイントリーダーに飛び出した。

2つのプロモーション大会でポイントリーダーに立つオルガドに挑戦するのは、ダブル参戦するダビド・サルバドール(スペイン)、ダビオ・アロンソ(コロンビア)、マリオ・アジ(マレーシア)、ダビド・ムニョス(スペイン)、イバン・オルトラ(スペイン)、ディオゴ・モレイラ(ブラジル)ら。

参戦2年目の開幕戦で優勝争いを繰り広げて6位に進出した松山拓磨(まつやまたくま)は初表彰台、初優勝を目指し、技術的な問題に見舞われた後に転倒リタイアを喫した西村硝(にしむらしょう)は経験を積み、トップグループに挑戦する。

Moto2™ European Championship(Moto2™欧州選手権)』
中量級のデビュー戦で2番グリッドから2連勝を挙げたフェルミン・アルデグエル(スペイン)と3番グリッドから連続2位を獲得したアロンソ・ロペス(スペイン)に注目。3位表彰台を獲得したアダム・ノルディン(マレーシア)とルーカス・トゥロビッチ(ドイツ)、4位と5位に進出したケミン・クボ(タイ)らが2人のローカルライダーに挑戦。

『Moto2™クラス』のデビュー戦で22位完走を果たした羽田太河(はだたいが)は、NTS機からカレックス機に乗り換え、昨年11番グリッドから7位と6位に進出した経験を活かして初の表彰台獲得に挑み、石塚健(いしづかたけし)は連続15位だった開幕戦のリザル トを超えたいところ。

European Talent Cup(ヨーロピアン・タレント・カップ) 』
2007年に『125ccクラス』で総合2位を獲得したエクトル・ファウベル(スペイン)が率いるチームから参戦する内海孝太郎(うちうみこうたろう)は、デビュー戦で36番グリッドから31位と24位。チームのホームレースでポイント圏内入りを目指す。

『FIM CEV REPSOL』のオフィシャルユーチューブチャンネルでは、現地時間の11時00分、日本時間の18時00分から生中継配信。

FIM CEV REPSOL YOUTUBE

最先端の多視点観戦、マルチスクリーンを提供する『VideoPass(ビデオパス)』では、第4戦スペインGPの決勝レースをオンデマンドで配信