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23 days 前
By motogp.com

「移行の年なんだ」

方向転換が多いムジェロに苦しんでいることを明かし、状況次第では走行を止めることを示唆

レプソル・ホンダ・チームマルク・マルケスは、2年前にオールタイムラップレコードを記録したアウトードロモ・インテルナツィオナーレ・デル・ムジェロを訪れ、復帰4戦目となる第6戦イタリアGPのフリー走行1で19ラップを周回して16番手。

フリー走行2は3度のランで17ラップを周回し、トップタイムから0.826秒差の12番手、初日総合13番手だった。

「今日はセッティングをあまり変更せず、ライディングを助けるために小さなことやバイクのポジションに取り組んだ。辛抱強くなる必要がある。思うように走れていない。限界を直ぐに感じた。」

「走行を始める前に、難しい週末になることは分かっていた。明日の状況を見よう。現時点で自分たち自身に集中している。自分たちの周回を重ね、やるべき仕事に取り組んでいる。フリー走行2の終わりにファステストラップをちょっとだけ試してみて、少しだけポジションを良くすることができた。」

「ポルティマオから1ヶ月半が経過したから説明が難しい。肩の進化が立ち往生している。それが原因で腕の動きが悪い。そのことがこのトラックで際立つ。最も苦しんでいるには方向転換。望むような状況ではないけど、バイクに乗ること、周回を重ねることは良いこと。状況が危険になれば、止まるとき、次戦のことを考えるときだろう。しかし、今はその状況ではない」と予想通りに厳しい初日になったことを説明。

心配される右上腕と右肩に関しては、「プレートとスクリューは、そこにあるために設計され配置されている。除去する必要はない。骨の痛みやプレートに何らかの影響、または奇妙は感覚がある場合には除去しなければいけないけど、現時点はそのような選択肢はない。これは重要なこと。」

「抗生物質については、カタルーニャGP後に予定している次の検査で、順調に回復していることを確認したら、投与を止めることになるだろう。これは体調面において大きな一歩となる。肩については、よく理解しなければいけない。次回の検査で肩がどうなのかをしっかり理解するつもり。」

「繰り返す言葉は『辛抱』。確かに肩は先月よりも安定している。限界域が広がっているけど、例えば今日は、直ぐに限界があることに気づいた。フリー走行1の後で、どこでタイムを失っているのかを理解するために2019年のデータと比較検証した。3つの大きな方向転換でコンマ2秒ずつタイムを失っている。その他のコーナーは悪い感じないから、辛抱強くならなければいけない。今日、自分がやったことはペースに乗って走ること。バイクのことに集中することだった。」

「ポルティマオとヘレスで多くの仕事に取り組み、バイクに新しいライディングスタイルと新しいポジションを適応させようとした。別のセットアップにトライした。バイクの様々なポジションを試したけど、バイクの別のポジションを試したところで、それ以上のことができなかった。特に右コーナー。これは最も苦しんでいるところに何かがあるという意味。左コーナーはいつものように感じる。そして今、それらのことを忘れるところに到達した。」

「腕のことは話さない。バイクのことだけ。これを試す。あれを試す。バイクのポジションはこれ。時間を費やすことだけど、方向性を失えば、全てを失うだろう。辛抱強く、走ることだけ。今、僕にとって走ることが良いことだと分かっている。自分のレベルで走ることができないけど、スピードを失わないこと、競争を失わないことは良いこと。パフォーマンスを失っていることは分かっているけど、将来において良いと信じている」と説明。

フリー走行1はフロント、リア共にミディアムタイヤを装着。フリー走行2では、前後共にハードタイヤを選択した。

「最大の違いは考え方。ヘレスではまだ腕のことを考えていた。ガレージに戻って来ては、腕の話しを繰り返していた。『あれが限界、ソフトタイヤを履く』と言っていた。今は腕のことを考えない。限界があることを意識する。そこではプッシュしない。限界ではないところ、良いと思うところでは走らせるだけ。今日は2019年のように午前にミディアムタイヤ、午後にハードタイヤを履いた。それが温度に適していたから。」

「腕のことは考えず、バイクのことだけを考えた。将来に向けて改善しよう。腕が良くならなければ、結果は決して出ないことを知っているけど、これが手段。そうでなければ、ガレージの中で怒り、方向性を失ってしまう」と説明。

ホンダ勢の最高位に進出する中上貴晶は、フラッグ・トゥ・フラッグとなった前戦の決勝レースで、2021年型から走り出し、雨が降ってからは2020年型に乗り換えたが、今週末は2機とも2021年型が準備された。一方で復帰4戦目となったマルケス兄は2019年型に近い仕様であることを説明。

「正直なところ、ホンダの状況を知るけど、他者が何を使っているのか正確に把握していない。僕は幾つかの進化型パーツが搭載された2019年型に非常に近いバイクを使っている。体調が良くなれば、昨年のパーツを導入して行こう。止まったところから、始めるためにリセットすることをガレージ内で決断した。上手く走れるようになったら、新しいことを試して行こう。良い方向に向かっているか、ライディングスタイルに良いのかを本当に理解する唯一の手段だ。」

チームマネージャーのアルベルト・プーチは、スペインの生中継を配信する『DAZN(ダゾーン)』のインタビューに応え、「ライダーの感覚と医師の指示に従っています。痛みがあることは分かっていますが、骨折が治癒していることも分かっています。実際には治癒したとは言えませんが、もう少しです。どこかで止まった方が良いという状況になれば走行を止めます。当然のことです。他のトラックよりも厳しくなるトラックがあり、ムジェロは1年で最も厳しいトラックです」と状況次第では無理をせず、走行をキャンセルする可能性があることを示唆。

マルケス兄はストップする、しないについて、「アルベルトの発言は事実。走って5ポイントを稼げることを知っている。非常に楽観的になれば10ポイント。1ポイントだとしても最終的な結果は変わらない。僕たちにとって、HRCでは最終的な結果が総合3位、4位、5位、10位でも変わりはない。勝たなければ、悪い1年なんだ。」

「移行の年。自分がどこから来たのか、どこにいるのかを認識しなければいけない。ルマンではその全てを少し忘れてしまい、転倒で終わってしまった。これは避けなければいけない。今日はリズムに乗せて走っただけ。テストのように走っている。プライベートテストではないけど、実戦でのテスト。これがバイクに乗れる唯一の手段だから。サッカー選手なら、芝生の上でボールを蹴ることができるけど、僕たちはそういうわけにはいかない。レースに再度適応したければ、レースでバイクに乗らなければいけない。これを僕たちは実行している」と優先事項が勝利でなく、別にあることを説明した。

「明日は走るつもり」

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