ドゥカティ・レノボ・チームのフランチェスコ・バグナイアは、第6戦イタリアGPの決勝レースで1列目2番グリッドから1番手走行中の2ラップ目9コーナーで今季2度目の転倒、昨年11月の第13戦ヨーロッパGP以来今季初の転倒リタイアを喫して、1ポイント差の総合2位から26ポイント差の総合3位に後退した。
「最初にチームのみんなに謝りたい。週末を通じてとても良い仕事をしたから、犯すべきでなミスを犯してしまった。優勝を争うポテンシャルがあった。」
「『Moto2™クラス』のレースが始まる前にジェイソン・デュパスキエのニュースを見た。それからレースのことをだけを考えようとしたけど、不可能だった。集中力を高めようとしたけど、1分間の黙祷があり...集中することは不可能だった。」
「上手く始められ、前に出たけど、今日は1位でも最後尾でも何も変わらない。僕の人生ももっつも辛い日の1日となってしまった。何も楽しめなかった。転倒したかどうかは重要ではない。彼と彼の家族のことだけを考える。僕たちは19歳のライダーを失った。受け入れ難い。このような状況をマネジメントすることは非常に難しい。全く不可能だ。」
「訃報を知った後、チームに、ダビデ(・タルドッチ)にレースをしたくないことを伝えたけど、これは僕たちの仕事。やらなければいけない。このような状況では本当に難しい。2016年にルイス・サロンを失ったとき、僕は同じような状況だった。黙祷のとき、涙を流さないように我慢するのは困難だった」とレース後に胸の内を語った。
Today is one of the worst days in our sport and no result or championship count.
— Pecco Bagnaia (@PeccoBagnaia) May 30, 2021
I am saddened.
I give Jason's family a big hug, I sympathise with their pain.
We will be back on the track every day to honour this little, great champion. pic.twitter.com/nRrXhTlbiO
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