松山拓磨が２度目のワールドカード参戦

ホンダ・チーム・アジアは３日、今週末の第７戦カタルーニャＧＰにイデミツ・アジア・タレント・カップ出身でジュニア・タレント・チームから『Moto3™ジュニア世界選手権』に参戦する松山拓磨をワイルドカードとして起用することを発表。

第５戦フランスＧＰに続き２度目の招待となり、負傷代役を務めた第６戦イタイアＧＰを含め３戦連続の参戦。３月下旬と５月中旬のプライベートテストに参加したことから、バルセロナ-カタルーニャ・サーキットでの走行経験がある。

ＣＩＰ・グリーンパワーは、前戦イタリアＧＰの決勝レースで今季３度目の転倒を喫した総合２６位のマキシミリアン・コーフラが背中を強打し、出身地のオーストリアで精密検査と休息が必要なことから『Moto3™ジュニア世界選手権』で総合１位、『レッドブル・ルーキーズ・カップ』で総合３位に進出する１６歳のスペイン人ライダー、ダニエル・オルガドを代役に指名。

アビンティア・エスポンソマラは、前戦決勝レースで今季４度目の転倒を喫した総合２１位のカルロス・タタイが右足の距骨を骨折したことから同グランプリでワイルドカードとしてデビューした１７歳のイタリア人ライダー、エリア・バルトリーニを代役として招集。

中量級では、『Moto2™欧州選手権』で総合６位に進出する２２歳のタイ人ライダー、ケミン・クボと総合１４位に位置する１９歳のポーランド人ライダー、ピオトル・ピエシエキルスキがスカイ・レーシング・チーム・ＶＲ４６とペルタミナ・マンダリカ・ＳＡＧ・チームからそれぞれワイルドカードとして参戦。

ＭＢ・コンベアーズ・スピードアップは、第５戦フランスＧＰで右手首を骨折したヤリ・モンテッラの負傷代替に、『Moto2™欧州選手権』で総合２位に進出する１９歳のスペイン人ライダー、アロンソ・ロペスを指名した。