『MotoE™ World Cup』~ミケール・ポンスが3戦目で初優勝

エガーターとトーレスが表彰台、ザッコーネ4位、大久保9位、グラナド転倒

Enel MotoE™ World Cup(MotoE™ワールドカップ)』の第3戦カタルーニャ大会決勝レース(周回数:6ラップ)は6日、バルセロナ-カタルーニャ・サーキットで行われ、4番グリッドのミケール・ポンスが初優勝を挙げ、『FIM CEV Repsol』に参戦した2019年にチームメイトだったジェイソン・デュパスキエに捧げ、総合9位から4位に浮上した。

気温27度、路面温度45度のドライコンディションの中、3番グリッドのドミニケ・エガーターは0.531秒差の2位。2戦ぶり2度目の表彰台を獲得すれば、2番グリッドのジョルディ・トーレスは0.577秒差の3位に入り、2戦ぶり2度目の表彰台を獲得。

6番グリッドのアレッサンドロ・ザッコーネは4位。12番グリッドのヨニー・エルナンデェスと7番グリッドのフェルミン・アルデグエルは今季の最高位となる5位と6位。

9番グリッドのマッテオ・フェラーリは6番手でゴールラインを通過したが、最終ラップにトラックリミットを超えたことから7位。5番グリッドのルーカス・トゥロビッチは8位。

11番グリッドの大久保光は3214秒差の9位。

ポールポジションのエリック・グラナドは、スタート直前に技術的な問題が発生したことからピットラインからスタート。ファステストラップを連発して11番手まで挽回したが、最終ラップの4コーナーで転倒。8番グリッドのマッティア・カサデイは、優勝争い中の6ラップ目10コーナーで転倒した。

チャンピオンシップは、ポイントリーダーのザッコーネが13ポイントを加算。エガーターが1ポイント差、トーレスが11ポイント差に接近した。

第9戦TTアッセンとの併催となる次戦は、TT・アッセン・サーキットで6月25日に初日、26日に公式予選『E-Pole』、27日に決勝レースが行われる。

RESULTS

最先端の多視点観戦、マルチスクリーンを提供する『VideoPass(ビデオパス)』では、第3戦カタルーニャ大会の大会公式予選『E-Pole』と決勝レースをオンデマンドで配信