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5 days 前
By motogp.com

「雨粒が落ちたとき、リスクを冒すと自分に言い聞かせた」

最後の優勝から581日後、怪我から336日後、ザクセンリンクで復帰後初優勝、11連勝達成

レプソル・ホンダ・チームマルク・マルケスは、負傷からの復帰6戦目となった第8戦ドイツGPの決勝レースで2列目5番グリッドからスタートで2番手、1ラップ目に1番手に浮上。小雨が降り始め、白旗が振られた直後にリスクを背負うことを覚悟してプッシュ。高い集中力を維持しながら、スムーズな走りに徹し、2019年11月の最終戦バレンシアGP以来となる今季初優勝。

ザクセンリンクで参戦がキャンセルされた昨年を除き、最高峰クラスに昇格した2013年から8連勝、軽量級のタイトルを獲得した2010年から11連勝を挙げた。

「キャリアにおいて最も重要で困難な時期。今日はグレートな機会があることは分かっていた。3戦連続の0ポイントという難しい状況から来て、精神的なレベルは簡単ではなかったけど、その日だと分かっていた。今週末を迎える前に、表彰台争いにトライしなければいけない、トップライダーたちに接近する必要があると自分に言い聞かせた。勝利は小さな可能性だったけど、状況がもたらしてくれれば、優勝を目指そうと考えていた。」

「全てが上手く行けば表彰台だろうと思っていた。確かに週末は良かったけど、どうやって勝ったのか分らない。ミゲールが上手く走れていたから、優勝は期待していなかったけど、4、5ラップ目に雨粒が落ちたとき、アレイシが後退した。リスクを冒す3ラップだと自分に言い聞かせた。」

「全開でプッシュした。リスクを覚悟した。ミゲールとのレースが始まったとき、全開でプッシュした。終盤はミゲールをホセ(ホセ・ルイス・マルティネス)、トレーニングのスパーリングパートナーに置き換え、ミゲールではない、ホセだ。僕を捕まえないと考えた。マネジメントしてナーバスにならないように心掛けたけど、過去の全ての状況や記憶が思い浮かんだから集中力を維持することは難しかったけど、フィニッシュラインを通過したとき、僕たちはもう一度勝った。この瞬間を楽しもう。オランダでは現実に引き戻されることが分かっているけど、ここからシーズンの終わりまでに、このような瞬間が何度もあることを期待する。」

「必要だった。僕にとってレースとは何かに向かってファイトすること。優勝、表彰台に向かってファイトしたい。その準備ができていないけど、今日はできた。木曜に、身体的にそれほど制限がないと感じられる最初のトラックだろうと言った。実際にそう感じた。レース中はズット限界で走ることができた。右コーナーが少ないことで、右腕に負担がかからなかった。バイクもトラックに上手く適応していた。」

「みんなに感謝したい。怪我の間も僕を尊重してくれたホンダ、チャビエル・ミル医師をはじめとする全ての医師たち、家に住み込んでリハビリに同行してくれた物理療法士のカルロス、僕のチーム、そして、弟のアレックス。僕は1人でなかった。」

「今は感謝するとき。僕を支えてくれ、励ましてくれ、状況を理解してくれた全ての人たちに感謝したい。自分の仕事に集中した。ヘレス、ルマンあたりから、ツイッターもインスタグラム、ワッツアップも何も知りたくなかった。僕は投稿せず、他の人に任せていた。何も知りたくなかった。単純に自分の人生と仕事に集中した。まだまだ沢山改善すべきことが残っているから、シーズンが終わるまで続けよう。」

「困難な状況に陥るとき、自分自身を慰めるか、同じような経験をした人を探す。アルベルト・プーチが助けてくれた。エミリオ・アルサモーラも助けてくれたけど、ミック・ドゥーハンからの電話は僕をものすごく助けてくれた。彼の怪我のこと、そして起こった出来事を話してくれた。それはまるで僕自身が経験していることだった。辛抱強く、仕事を続けなければいけないと助言してくれた。彼のようなレジェンドが同じような経験を持ち、その経験談を伝えてくれたことは役に立つ。彼は克服したから、僕は仕事を続ける」とドゥーハンからの電話がモチベーションとなったことを打ち明け、581日ぶりの優勝を涙を堪えながら振り返った。

第8戦ドイツGP『MotoGP™クラス』~ファイナルラップ

ミック・ドゥーハンがマルク・マルケスに伝えたことは?

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