アプリリア・レーシングは24日、第14戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGPの開催地、ミサノ・ワールド・サーキット-マルコ・シモンチェリで23日から2日間のプライベートテストを終了した。
5月21日に2021年シーズンを通じて一連のテストを実施することで合意した35歳のイタリア人ライダー、アンドレア・ドビツィオーソは、理想的なドライコンディションに恵まれた中、シーズン後半戦と来シーズンを考慮して、エアロダイナミックス、電子制御、バイク全体のダイナミクス、様々なシャーシソリューションのテストプログラムに取り組みながら、1日目に78ラップ、2日目に48ラップを周回。エンジニアたちにフィードバックを提供した。
アンドレア・ドビツィオーソ
「大変興味深いテストとなった。バイクをより良く理解し、どのポイントの開発が必要なのかを確認するために、異なる3つ目のサーキットでテストを実施することは非常に重要だった。沢山の詳細をより良く理解するために多くのことを試し変更した。実際、どのようにどこを改善するのか、一方で特定の変更で何が失われるのかを特定しながら、より正確に収集した。今後に予定されるテストに向けて、より多くの比較や優れたアイデアを協議することができるだろう。」
マッシモ・リボラ(アプリリア・レーシング最高経営責任者)
「大変ポジティブな2日間となりました。幾つかの重要な方針を与え、レースで見られたバイクの進歩が実証された今回のテストに満足です。7月にスケジュールを継続します。アンドレアは感度とバイクの挙動を理解する点で大変優れたライダーであることを証明しました。」
「テストと並行して、アプリリア・レーシングは、7月のテスト結果を待たずに、2022年のグリッドに並ぶライダーたちに最善の解決策を見つけるために対策を講じています。アンドレアは、確かに我々が評価している解決策を含めていますが、大変興味深く、有効な代替案があり、チームの将来の戦略を適切に計画できるように、早期に決断を下す必要があります。アプリリアの週末は、この点において、非常に重要です。」
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