『FIM CEV REPSOL』~アラゴンで5戦目が開催

注目は来季昇格を狙うフェルミン・アルデグエル、ダニエル・オルガド、ジョエル・ケルソ

国際モーターサイクリズム連盟の主催大会『FIM CEV REPSOL』は、今週末にモーターランド・アラゴンで第5戦スペイン・アラゴン大会を開催。22日と23日にテストセッション、24日に公式予選、25日に決勝レースが行われる。

Moto3™ Junior World Championship(Moto3™ジュニア世界選手権)』
ポイントリーダーのダニエル・オルガド(スペイン)は、前半戦4戦6レースが終了した時点で4勝を含む5度の表彰台を獲得して、獲得可能な150ポイント中133ポイントを稼ぎ、タイトル獲得に向けて大きくアドバンテージをリード。

69ポイント差に引き離された総合2位のイバン・オルトラ(スペイン)と総合3位のダビド・ムニョス(スペイン)は、今季初優勝でギャップを詰め、最低でも表彰台獲得でオルガドにプレッシャーをかけたいところ。

第3戦スペイン・カタルーニャ大会で初優勝を挙げた総合9位のシャリフディン・アズマン(マレーシア)、前戦ポルトガル・ポルティマオ大会で初優勝を挙げた総合11位のジョエル・ケルソ(オーストラリア)、週末ごとにパフォーマンスが向上する総合8位のマリオ・アジ(タイ)、レッドブル・ルーキーズ・カップで上位に進出する総合7位のダビド・アロンソ(コロンビア)と総合14位のディオゴ・モレイラ(ブラジル)に注目が集まり、総合10位の松山拓磨(まつやまたくま)と西村硝(にしむらしょう)は上位進出、ポイント圏内の進出を目指す。

Moto2™ European Championship(Moto2™欧州選手権)』
総合1位のフェルミン・アルデグエル(スペイン)は、前戦でオープニングレースから7レース連続優勝の記録を更新。『Moto2™クラス』の複数のチームから来季起用の打診を受ける中、今週末の2レースでタイトル獲得を目指す。

ポイントリーダーのアルデグエルに唯一挑戦するのは、総合2位のアロンソ・ロペス(スペイン)。残り3戦4レース、100ポイントのタイトル争いにおいて、チームメイトの連勝を阻止して36ポイント差を詰め、タイトル争いを次戦スペイン・ヘレス大会まで引き伸ばしたいところ。

前戦で自己最高位の2位を獲得して総合3位に浮上したチャビエル・カルデルス(アンドラ)、今季3度の3位を獲得した総合4位のルーカス・トゥロビッチ(ドイツ)と総合5位のアダム・ノルディン(マレーシア)は、来季の世界舞台復帰に向けて、表彰台獲得だけでなく、トップ2とのタイム差を詰めたいところ。

第3戦スペイン・カタルーニャ大会のフリー走行で転倒した際に右手の小指と薬指を負傷した総合14位の羽田太河(はだたいが)は復帰を予定。前戦で連続11位だった総合15位の石塚健(いしづかたけし)は今季初のトップ10入りを目指す。

European Talent Cup(ヨーロピアン・タレント・カップ) 』
当地に初挑戦する内海孝太郎(うちうみこうたろう)は、素早くトラックに順応して予選を突破し、初のポイント圏内を狙う。

『FIM CEV REPSOL』のオフィシャルユーチューブチャンネルでは、現地時間の11時00分、日本時間の19時00分から生中継配信。

FIM CEV REPSOL YOUTUBE

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