レプソル・ホンダ・チームのマルク・マルケスは、キャリアで初めてとなる同じサーキットでの2連戦となる第11戦オーストリアGPの初日に7番手と4番手。右腕の回復に関して改めて説明。辛抱強くなることを強調した。
マルク・マルケスに戻れるか?
「以前のように戻ること、これが意図であり、トライすることを約束するけど、分からないことは約束できない。トライすることは確か。ファンからの期待を認識し把握している。どうなるか?戻れるか?戻れると言ってくれる人がいれば、戻れないと言う人もいるけど、自分の現状を良く理解する。辛抱強くならなければいけない。急ぎたくない。最初に骨が完全に固まらなければいけない。そして、良くなっていき、どこまで行けるのか確認し、状況を評価する。」
「ポルティマオで発言したように、まずはバイクに乗り、良くなっていき、そして、以前にように戻る。以前のように戻るというのは、以前のように勝つ、多くのレースに勝つという意味ではない。自然な形で本能的に走るという意味。勝つか勝てないかは見てみよう。ライバルたちは向上し、年々強くなる。僅か1ヶ月で回復しない。もしかしたら、1年を費やすかもしれないけど、今はトラック上で競争するために許容できるレベルにある。以前は遥かに戦闘的だったということ。」
忍耐強くなることを強調
「辛抱強くなることがだんだん難しくなっている。最初は焦り、日々良くなりたいと思っていた。毎日トライしたけど、体調に対して、より現実的になり、外部からのコメントを忘れることによって、より辛抱強くなった。忍耐することを以前は嫌っていたことけど、今では美徳の1つとなり、時間と経験を積むことで良い方向に進むから、もっと辛抱強くなろう。」
燃料タンクの滑り止め
「全ては腕の負担を軽減しようとするもの。他のためでない。ブレーキの際に脚により多くの力を加え、腕への負担を少しでも減らすことができるかを確認したかった。大幅な変更ではなく、レース後にコンマ5秒でも1秒でも与えてくれれば、それは大きなこと。」
ジョアン・ミルに対するオーバーテイク
「2秒ほど速く走り、普通に抜いた。通常の走行ラインで通常通りにコーナーを駆け抜けた。それ以上のことはない。あのラップの1コーナーで後ろに位置し、彼は振り返り、僕を確認した。あの周回は抜けるとハッキリ見えるまではずっと尊重した。正確な追越しで無理しなかった。探していたオーバーテイクではない。速く走っていて、追い越したということ。」
2022年に向けた本格的な作業
「僕たちは将来に向けて作業をしている。少しリスクを冒さなければいけない。2日目は幾つかのことを試すために、先週末とは違う2台で走るつもり。フリー走行3だから、公式予選2に直接進出できるかどうかということで多くのペナルティとなるかもしれないけど、必要なこと。理想的ではないけど、試さなければいけない。将来に向けて、ものごとを理解するために取り組んでいる。」
2022年向けて本格的な作業を開始
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— Marc Márquez (@marcmarquez93) August 13, 2021
FP2 - P.4. ☔#AustrianGP pic.twitter.com/1S8V6GK7H3
— Marc Márquez (@marcmarquez93) August 13, 2021
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