レプソル・ホンダ・チームのポル・エスパルガロは、第11戦オーストリアGPの決勝レースで4列目11番グリッドからチームからの指示を受け、8番手走行中の27ラップ目の終わりにバイクを交換。残り1ラップをウェットタイヤを装着したバイクで走り、ポイント圏外の16位でフィニッシュした。
「これまでに起こったことと同じことが起こってしまった。リアのグリップがない。ストレートで滑ってしまい、望む場所でバイクを止めることも加速することもできない。僕は遅い。それが全て。僕のライディングスタイルはリアグリップに基づいているが、そのグリップがない。」
「ライディングスタイルは現在の状況に適応しておらず、改善に取り組んでいるけど、全ての手段を再学習しなければいけないようなもので複雑だ。プラクティスのリズムは悪くない。トップ10に入るけど、タイヤを履き替えて、レースに出ると、5~6ラップでグリップとリズムを失ってしまう。十分ではない。満足できない。」
「この問題を解決する手段が分からない。カタールから様々なセットアップを試した。何を言うべきなのか、何をすべきなのか分からない。昨年はレッドブルリンクでポールポジションを獲得し、2レースともに優勝争いをした。苦痛だ。」
「全員が懸命に働いているけど、レースが過ぎ去り、結果が出ず、欲求不満が蓄積する。思うように走ることができない。ホンダはトライしている。僕たちは諦めないけど、この状況は難しい。」
「トラックの留まった方が良かっただろう。チームと僕の間の誤解。状況の解決に向けて仕事を続けよう」と苦虫を嚙み潰したよう表情でレースを振り返り、厳しい状況からの抜けだすために全力を尽くすことを改めて強調した。
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