スピードアップ・チーム(週末の活動名はライテック・スピードアップ)は、シルバーストンで開催される第12戦イギリスGPに、先週末にヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエトで開催された『Moto2™ European Championship(Moto2™欧州選手権)』の第6戦スペイン・ヘレス大会でチャンピオンに輝いたフェルミン・アルデグエルを招集。第5戦フランスGPのフリー走行1で転倒した際に右手首を骨折したヤリ・モンテッラの代替として参戦する。
2020年にレギュラー参戦2年目の『Moto2™欧州選手権』で全11レースで8勝を挙げ、チャンピオンとして今季からレギュラー参戦していた21歳のイタリア人ライダーは、サマーブレイク明けにレッドブルリンクで開催された2連戦で復帰して24位と転倒リタイア。
チームは骨折した右手首がまだ完治していないと判断し代替の起用を決断し、アルデグエルを指名。
レギュラー参戦を開始した『Moto2™欧州選手権』でオープニングレースから破竹の9連勝を挙げ、まだ1レースが残っているが、史上最多勝利と史上最多ポイントを更新した16歳のスペイン人ライダーは、モンテッラの負傷代役として、ダブル参戦する『MotoE™ World Cup(MotoE™ワールドカップ)』が開催されなかった第6戦イタリアGPと第8戦ドイツGPに起用されると、ムジェロ・サーキットでは17歳以下のライダーとして初めてポイント圏内となる12位でチェッカーフラッグを受け、『Moto2™クラス』の史上最年少ポイントスコアラーを記録(16歳と55日)。ザクセンリンクでは転倒リタイア。
今週末は、ホンダエンジンを搭載するスピードアップからトライアンフエンジンを載せたボスコスクロに乗り込み、初めて訪れるシルバーストーンに挑戦する。
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