『MiniGP World Series』~アンバサダー決定

クアルタラロ、エスパルガロ弟、オリベイラ、バスティアニーニらが大使に就任

国際モーターサイクリズム連盟は30日、『MotoGP™世界選手権』の商業権を所有するドルナスポーツと共に『Road to MotoGP™』の新たなプラットフォーム『FIM MiniGP World Series(ミニGPワールドシリーズ)』のアンバサダーこと大使を発表した。

同連盟は、世界各地で開催される大会を同じ傘下に置き、統一及び標準化することで、世界中のヤングライダーたちに平等なプラットフォームを提供し『MotoGP™世界選手権』参戦に向けた技術と機会、両側面の強化を目的に開催。競技は標準化する目的で同じ競技規則及び技術規則に準拠され、ワンメイク大会として、ミニバイクは『Ohvale (オーバーレイ)』、タイヤは『Pirelli(ピレリ)』を使用。

シリーズは、1ヶ国の連盟が主催するナショナルカップ、2ヶ国以上複数の連盟が主催するリージョナルカップ、大陸連盟が主催するコンチネンタルカップの3タイプ。

初年度の2020年は12の大会が開催。8月9日には、来季開催に向けて開催概要が発表され、開催の申請を来年2月28日まで受け付ける。

各大会のアンバサダーは次の通り。

・アルペアドリア: トーマス・ルティ
・フランス: ファビオ・クアルタラロ
・アイルランド: ジョン・マックフィー
・イタリア: エネア・バスティアニーニ
・マレーシア: ハフィス・シャーリン
・オランダ: ボ・ベンスナイダー
・北米: ジョー・ロバーツ
・ポルトガル: ミゲール・オリベイラ
・スペイン: ポル・エスパルガロ
・イギリス: ジェイク・ディクソン

アンバサダーたちは、参加者たちにアドバイスを提供する機会があり、第13戦アラゴンGPと第14戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGPの際には、ポル・エスパルガロとエネア・バスティアニーニがスペインとイタリアでトップ3に進出したヤングライダーたちをピットボックスに招待する機会があり、第15戦アメリカズGPの開催前日にはジョー・ロバーツがミーティング。第17戦アルガルベGPでは、ミゲール・オリベイラが対面を予定している。

インドネシアシリーズとカタールシリーズの大使は未定。

 

49.99ユーロで提供する『VideoPass(ビデオパス)』では、第15戦アメリカズGPの3クラス全セッションを完全網羅の生中継で配信