『MiniGP World Final』~バレンシアでファイナル開催

世界各国で開催された10大会から勝ち上がった30名がバレンシアに集結

国際モーターサイクリズム連盟は、『MotoGP™世界選手権』の商業権を所有するドルナスポーツと共に『Road to MotoGP™』の新たなプラットフォームとして、ミニバイクを使用した新設大会『FIM MiniGP World Series(ミニGPワールドシリーズ)』の『World Final(ワールドファイナル)』をスペイン・バレンシアのサーキット・リカルド・トルモで開催。

同連盟は、世界各地で開催される大会を同じ傘下に置き、統一及び標準化することで、世界中のヤングライダーたちに平等なプラットフォームを提供し『MotoGP™世界選手権』参戦に向けた技術と機会、両側面の強化を目的に開催。

競技は標準化する目的で同じ競技規則及び技術規則に準拠され、ワンメイク大会として、ミニバイクは『Ohvale (オーバーレイ)』、タイヤは『Pirelli(ピレリ)』、潤滑油は『Motul(モチュール)』を使用。

『ワールドシリーズ』は、1ヶ国の連盟が主催するナショナルカップ、2ヶ国以上複数の連盟が主催するリージョナルカップ、大陸連盟が主催するコンチネンタルカップの3タイプ。初年度は、アルペアドリア(リージョナルカップ)、北米(コンチネンタルカップ)、フランス、アイルランド、イタリア、マレーシア、オランダ、ポルトガル、スペイン、イギリス(ナショナルカップ)が開催され、各大会でトップ3に進出した計30人のライダーたちがバレンシアに集結。

11月10日にフリー走行と公式予選、11日に予選レースと決勝レース、そしてスーパーファイナルレースが開催され、スペイン出身のイサン・ロドリゲスがレース1、レース2、スーパーファイナルレースで連続優勝。初代チャンピオンに輝き、パブロ・オリバレス(スペイン)が総合2位、クリスチアン・ボレッリ(イヤリア)が総合3位に進出した。

 

最先端の多視点観戦、マルチスクリーンを提供する『VideoPass(ビデオパス)』では、最終戦バレンシアGPのフリー走行1から決勝レースまで全セッションを完全網羅の生中継で配信