『Idemitsu Asia Talent Cup』~古里太陽がチャンピオン!

日本人として鳥羽海渡、佐々木歩夢、西村翔に続き4人目のタイトル獲得者

アジアとオセアニア地域のタレント発掘と育成を目的に開催するワンメイクカップ『Idemitsu Asia Talent Cup(イデミツ・アジア・タレント・カップ)』は、週末にインドネシアのロンボク島に建設された新設サーキット、マンダリカ・インターナショナル・ストリート・サーキットで初開催。

先週末に開催が予定されていた第3戦インドネシア大会の2レースがキャンセルされ、第4戦インドネシア大会に持ち越されたことから、週末に4レースの開催が予定されていたが、悪天候の影響を受けて、1レースがキャンセルとなり、3レースを実施。

ロサイル・インターナショナル・サーキットで開催された開幕戦カタール大会第2戦ドーハ大会で4レース連続優勝を挙げたポイントリーダーの古里太陽は、3レースで連続優勝。シーズン全7レースで7勝を挙げ、チャンピオンに輝いた。

第2戦ドーハ大会で連続2位を獲得した総合2位のダニエル・シャーリル(18歳/マレーシア)は、3レース連続して優勝争いを展開。0.218秒差、0.146秒差、0.061秒差の連続2位でフィニッシュすれば、総合3位の彌栄群(みえぐん/15歳)は3レース連続の3位表彰台を獲得した。

日本勢は、濱田寛太(はまだけんた/17歳)がレース1で転倒を喫した際に左手首(左橈骨)を骨折。残りのレースのキャンセルを強いられ、若松怜(わかまつれい/15歳)は11位、9位、10位。本郷雅也(ほんごうまさや/17歳)は転倒、4位、5位。藤田哲弥(ふじたてつや/16歳)は9位、7位、転倒だった。

新型コロナウイルスのパンデミックにより、昨年は開幕戦カタール大会しか開催できなかったが、今年はカタールとインドネシアで7レースを実施。

開催9年目となる来季2022年の開催日程及びエントリーリストは、決まり次第公開される。

2021年チャンピオンシップ
1. 古里太陽:175ポイント
2. ダニエル・シャーリル:119ポイント
3. 彌栄群:105ポイント
6. 濱田寛太:49ポイント
7. 本郷雅也:45ポイント
9. 若松怜:44ポイント
10. 藤田哲弥:37ポイント

歴代チャンピオン
2014年:鳥羽海渡
2015年:佐々木歩夢
2016年:ソムキャアト・チャントラ
2017年:デニス・オンジュ
2018年:ビル・ファン・エールデ
2019年:西村翔
2020年:
2021年:古里太陽

 

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