『Moto2™クラス』プレビュー~ヴィエッティが勢いを継続するか?

イデミツ・ホンダ・チーム・アジアの両雄、ソムキアット・チャントラと小椋藍が優勝、表彰台に挑戦

第4戦アメリカズGPは、今週末にサーキット・オブ・ジ・アメリカズで開催。先週末の前戦アルゼンチンGPで今季2勝目を挙げたチェレスティーノ・ヴィエッティが総合1位として、半年前に転倒リタイアを喫したトラックで成長した走りを見せ、ライバルたちとのアドバンテージ拡大を図る。

ポイントリーダーに挑戦するのは、総合2位アロン・カネトとイデミツ・ホンダ・チーム・アジアの両雄、総合3位ソムキアット・チャントラと総合4位小椋藍。ヨーロッパラウンドが始まる前に、確実にポイント差を詰めたいところ。

総合5位サム・ロウズ、総合6位トニー・アルボリーノ、総合7位アウグスト・フェルナンデェスは、経験を活かして優勝、表彰台に挑戦。

『Moto3™クラス』王者のペドロ・アコスタは昨年8位。『Moto2™欧州選手権』王者のフェルミン・アルデグエルは代替参戦で40秒差の21位。スペイン・ムルシア州出身の2人がどこまで上位に進出できるのか注目が集まる。

地元ファンの期待は、3人のアメリカ人ライダー。昨年18位だった総合11位ジョー・ロバーツ、ホームデビューでルーキーシーズンのベストリザルトとなる5位に進出した総合12位キャメロン・ボビエ、モトアメリカのスーパースポーツ王者として参戦を開始したショーン・ディラン・ケーリーが上位進出、ポイント圏内の進出を狙う。

決勝レースは10日11時20分、日本時間の11日01時20分にスタート。

過去のリザルト
2021年
優勝: ラウール・フェルナンデェス(カレックス)
2位: ファビオ・ディ・ジャンアントニオ(カレックス)
3位: マルコ・ベツェッキ(カレックス)
2019年
優勝: トーマス・ルティ(カレックス)
2位: マルセル・シュロッター(カレックス)
3位: ホルヘ・ナバーロ(スピードアップ)
2018年
優勝: フランチェスコ・バグナイア(カレックス)
2位: アレックス・マルケス(カレックス)
3位: ミゲール・オリベイラ(KTM)
2017年
優勝: フランコ・モルビデリ(カレックス)
2位: トーマス・ルティ(カレックス)
3位: 中上貴晶(カレックス)
2016年
優勝: アレックス・リンス(カレックス)
2位: サム・ロウズ(カレックス)
3位: ヨハン・ザルコ(カレックス)
2015年
優勝: サム・ロウズ(スピードアップ)
2位: ヨハン・ザルコ(カレックス)
3位: ティト・ラバット(カレックス)
2014年
優勝: マーベリック・ビニャーレス(カレックス)
2位: ティト・ラバット(カレックス)
3位: ドミニケ・エガーター(スッター)
2013年
優勝: ニコラス・テロール(スッター)
2位: ティト・ラバット(カレックス)
3位: ミカ・カリオ(カレックス)

タイムスケジュール
4月8日(金)
09時00分(23時00分):フリー走行1(40分間)
13時15分(03時15分):フリー走行2(40分間)
4月9日(土)
09時00分(23時00分):フリー走行1(40分間)
12時35分(02時35分):公式予選1(15分間)
13時00分(03時00分):公式予選2(15分間)
4月10日(日)
09時20分(23時20分): ウォームアップ走行(10分間)
11時20分(01時20分): 決勝レース(18ラップ)

 

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