『MotoE™ World Cup』~開催4年目の開幕

4月29日の公式予選1と公式予選2、4月30日の決勝レース1、5月1日の決勝レース2を生中継配信

FIM Enel MotoE™ World Cup(MotoE™ワールドカップ)』は、今週末にヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエトで『MotoGP™世界選手権』の併催として、開催4年目のオープニングラウンドとなる開幕戦スペイン大会を開催。

11チーム18人のレギュラーライダーたちは、3月7日から3日間、4月11日から3日間、開幕戦の開催地で2度のオフィシャルテストを実施。3月にオフィシャルタイヤサプライヤーとして、少なくても2024年末までの供給を発表したミシュランのタイヤを装着した『ENERGICA(エネルジカ)』の電動二輪車『EGO CORSA(エゴ・コルサ)』に乗り込み、シーズンに向けて準備。公式予選と決勝レースのシミュレーションにも取り組んだ。

年間最多の開催数
開催1年目は全4戦6レース、2年目は全5戦7レース、3年目は全6戦7レース。4年目の今シーズンは、初訪問となるイタリアのムジェロ・サーキットとフィンランドのキュミリンクを含め、過去最多となる全7戦14レースを欧州6ヶ国(スペイン、フランス、イタリア、オランダ、フィンランド、オーストリア)で開催。

予選方式変更
『MotoE™ Grand Prix Commission(MotoE™グランプリ委員会)』は昨年9月に競技規則の変更を発表。新しいイベント方式が導入されることになり、標準開催は金曜にフリー走行1、フリー走行2、公式予選1(Q1)、公式予選2(Q2)、土曜に決勝レース1、日曜に決勝レース2を実施。

公式予選は、単独のタイムアタックから伝統的なクォリファイングセッションに変更され、フリー走行1とフリー走行2の総合結果により、上位8人が公式予選2に直接進出。公式予選1の上位2人が公式予選2に駒を進める。

レギュラーライダー18人
昨年最終戦までタイトル争いを繰り広げたアレッサンドロ・ザッコーネは、『Moto2™クラス』に転向。入れ替わるように開催1年目に総合4位に進出したエクトル・ガルソが『Moto2™クラス』から3年ぶりに復帰。開催1年目に総合2位を獲得したブラッドリー・スミスと開催1年目と2年目に参戦したニッコロ・カネパも復帰。

継続組みは10名。開催3年目にタイトル連覇に成功したジョルディ・トーレスをはじめ、ダブル参戦したスーパースポーツ世界選手権でチャンピオンに輝いた総合2位ドミニケ・エガーター、最多勝を誇る総合4位エリック・グラナド、初代王者の総合6位マッテオ・フェラーリ、総合7位マッティア・カサデイ、総合8位ミケール・ポンス、総合12位ケビン・ザンノーニ、総合15位マリア・エレーラ、総合16位だったチャビ・カルデルスが継続。

アジョ・モータースポーツが母体となるアバント・アジョから初参戦して総合11位に進出した大久保光も継続。

新規参戦組みは5名。8年間スーパーバイク世界選手権にレギュラー参戦した経験があり、昨年は英国選手権に初参戦したスペイン出身のハビエル・フォーレス、スーパースポーツ世界選手権からイタリア出身のケビン・マンフレディとスペイン出身のマルク・アルコバ、『Moto2™欧州選手権』の併催大会『スーパーストック600』からスペイン出身のアレイシ・エスクリチ、イタリア選手権からイタリア出身のアレッシオ・フィネッロが挑む。

タイムスケジュール
4月29日(金)
08時25分(15時25分): フリー走行1(20分間)
12時35分(19時35分): フリー走行2(20分間)
16時50分(23時50分): 公式予選1(10分間)
17時10分(24時10分): 公式予選2(10分間)
4月30日(土)
16時25分(23時25分): 決勝レース1(8ラップ)
5月1日(日)
15時30分(22時30分): 決勝レース2(8ラップ)

 

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