『FIM Enel MotoE™ World Championship(MotoE™世界選手権)』の第2戦イタリア大会のレース1とレース2は10日、ムジェロ・サーキットで行われ、7番グリッドから9位と5位でフィニッシュしたジョルディ・トーレスがポイントリーダーの座を堅守した。
レース1
5番グリッドのアンドレア・マントヴァーニがイタリア勢同士の優勝争いに競り勝ち、14レース目で初優勝。ポールポジションのマッテオ・フェラーリは0.155秒差の2位。2番グリッドのマッティア・カサデイは0.535秒差の3位。
レース2
雨の影響を受け、5ラップ目に4番手走行中のマッティア・カサデイ、5番手走行中アンドレア・マントヴァーニ、11番手走行中のアレッシオ・フィネッロが転倒。ラストラップの6ラップ目に赤旗が提示されたことから、5ラップが終了した時点での順位が適応され、4番グリッドのエリック・グラナドが優勝した。
ダブル参戦する『スーパーバイク世界選手権』での転倒が影響して開幕戦フランス大会を欠場したエリック・グラナドは、公式予選2で3番時計を記録したが、タイヤプレッシャーが適正でなかったことから、ベストタイムがキャンセルされ、4番グリッドからスタート。レース1は6位だった。
8番グリッドのケビン・マンフレディは1.301秒差の2位。自己最高位を獲得すれば、マッテオ・フェラーリは1.666秒差の3位。
大久保光
16番グリッドからレース1は18.254秒差の15位。レース2は、17.689秒差の12位。
チャンピオンシップ
ポイントリーダーのジョルディ・トーレスは18ポイントを加算。総合3位マッテオ・フェラーリはダブルポディウムで2ポイント差の総合2位に浮上すれば、総合2位エクトル・ガルソは4位と6位で4ポイント差に接近したが総合3位に後退。総合4位ランディ・クルメンナッハは18ポイント差の総合4位を維持。総合6位大久保光は41ポイント差の総合12位に後退した。
次戦ドイツ大会
1週間後にザクセンリンクで第3戦を開催。6月16日にフリー走行と公式予選『E-Pole』、17日に2度のレースが実施される。
RESULTS
???? After yet another thrilling action weekend in #MotoE, @jorditorres81 is still on top of the standings!
— MotoE™ (@MotoEofficial) June 10, 2023
But take a closer look at the TOP 10, because things are starting to get interesting for the Championship ⚡#JordiTorres #ItalianGP #EnelMotoE pic.twitter.com/GXt6kXaply