『Red Bull Rookies Cup』~アルバロ・カルペがチャンピオンに輝く

ファイナルレースのフィニッシュラインまで繰り広げられたタイトル争いは0.326秒差で決着

Road to MotoGP™』のプログラム『Red Bull MotoGP™ Rookies Cup(レッドブル・ルーキーズ・カップ)』は、週末に『MotoGP™』第13戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGPの併催として、ミサノ・ワールド・サーキット-マルコ・シモンチェリ最終戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニ大会を開催。ポイントリーダーのアルバロ・カルペ(スペイン)がタイトルを奪取した。

レース1

15人が最終ラップまで優勝、表彰台を争う接戦となった中、4番グリッドのマキシモ・キレス(スペイン)が2番手に浮上しようと、最終ラップの14コーナーでイン側から進入した直後にハイサイドから転倒。外側に位置していた2番グリッドのアルバロ・カルペに接触したことから7番手まで後退して1.584秒差の6位。

最終ラップに1番手に飛び出した3番グリッドのブリアン・ウリアルテ(スペイン)は今季3勝目を挙げたことから、ポイント差が13から2に縮まり、タイトル決着はファイナルレースに持ち越し。

レース2

2ポイント差のタイトル争い。アルバロ・カルペブリアン・ウリアルテがサイド・バイ・サイドのタイトル争い、優勝争いをフィニッシュラインまで繰り広げ、カルペは0.061秒差の2位、ウリアルテは0.387秒差の3位。

レース1で2位を獲得したポールポジションのバレンティン・ペローネはスタート時から積極的に前に出て、今季2勝目を挙げた。

チャンピオンシップ

ポイントリーダーのアルバロ・カルペは週末に30ポイントを加算させ、タイトルを獲得。総合2位ブリアン・ウリアルテは2ポイント差。総合3位バレンティン・ペローネは26ポイント差だった。

歴代チャンピオン

2024:アルバロ・カルペ(スペイン)
2023:アンヘル・ピケラス(スペイン)
2022: ホセ・アントニオ・ルエダ(スペイン)
2021: ダビド・アロンソ(コロンビア)
2020: ペドロ・アコスタ(スペイン)
2019: カルロス・タタイ(スペイン)
2018: ジャン・オンジュ(トルコ)
2017: 眞崎一輝
2016: 佐々木歩夢
2015: ボ・ベンスナイダー(オランダ)
2014: ホルヘ・マルティン(スペイン)
2013: カレル・ハニカ(チェコ)
2012: フロリアン・アルト(ドイツ)
2011: ロレンソォ・バルダッサーリ(イタリア)
2010: ジェイク・ガニェ(アメリカ)
2009: ヤコブ・コーンフェール(チェコ)
2008: JB・ビーチ(アメリカ)
2007: ヨハン・ザルコ(フランス)